北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

肩の荷が一つ下りました ~ 月一本のエッセイ

2019-06-21 23:46:56 | Weblog

 

 今月末での舗装協会専務理事退任に向けて、仕事の仕納めの毎日です。

 協会では毎月20日の日付で、「舗装協会ニュース」という広報誌を発行していますが、その編集担当は専務の仕事。

 集めた原稿は印刷会社に送り込めば、版組は印刷会社が行ってくれるのですが、そこから先の校正作業は専務の仕事。

 おまけに表紙の1ページに「道聴塗説(どうちょうとせつ)」という、約1600字ほどのエッセイのページを任されています。

 専務に就任するときの前任者からの引継ぎ事項の中でも、「道聴塗説の執筆を頑張ってくださいね」というものが一番大変そうな印象がありました。

 毎日ブログを書いているとはいえ、半分書きなぐりのようなブログと違って、しっかりした文章にする必要のある巻頭エッセイなので、大体5回くらいは校正を重ねて文章を修正してゆきます。

 どんなにイベントが多くて忙しい月でも、月に一度のニュース発行というのがいつも頭の片隅に残っていました。

 今日は、今月の、つまり私にとって"最後の協会ニュース"の校正を終えて、印刷に回す指示を出しました。

 校正は5日間で5回を数えましたが、今回もようやく形になって収めることができそうです。

 在任期間37か月なので37本の「道聴塗説」を書きましたが、一番面白く読まれたのは私自身の失敗談でした。

 数多くの失敗談の中でも、ワカサギ釣りで一酸化炭素中毒になりかけた話や、ワカサギに残っていた釣り針が舌に刺さった事件などが最も印象的だったようです。

 もちろんこのエッセイのためにわざとした失敗などはありませんが、人に笑って話せるくらいの失敗談であれば、読み手には小難しくもなく笑い飛ばせる話として受け入れやすいようです。

 笑い話もたくさん持っている方が人生は豊かになりますね。

 ずっと心に残っていた最後の仕事の一つをようやく終えて、肩の荷が少し軽くなりました。

 

コメント
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