北大構内の博物館前に誕生したセイコーマート。
北大構内だけに、普通のオレンジのシンボルカラーを抑えて、木を多用しておちついた風合いの店舗になっています。
ここではなんと、北大の学生のソウルフードであるジンギスカンパーティのセットがあって、店内でそれを食べられるサービスがある、と聞いて、大学の同期の友人がが申し込んでくれました。
ところがこの申込書がなかなかの難物で、やれる時間帯は「17時~」と「19時~」の2パターンしかなく、申し込みもキャンセルも店頭でのみ可能。
ネットやファックスでのやりとりもできません。
おまけに、キャンセルは4日前までなら無料ですが、そこからは雨天だろうがなんだろうが、肉・野菜・おにぎりの返金はない、というシステムです。
申し込んでくれた友人は、「学外からは来るな、ということなんだろうな(笑)」と笑っていましたが、北大で楽しむ「セコマでジンパ」というわけです。
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さて、ジンパの場所はと言うと、セイコーマートの二階のテラス。
基本的には屋根のない場所で、カセットガスに使い捨てのジンギスカン鍋を使います。
開催当日の今日の札幌は、夕方に通り雨があって、ジンギスカンに申し込んでいたのは我々3人の一組だけ。
セコマの店員さんは「今日…やります?」と言ったそうですが、「やりますよ」と言ったところ、建物から張り出しているテントの下に設営をしてくれて、雨には当たらずに済みました。
お値段は一人2千円ですが、これでタレに付け込んだジンギスカンの肉が二袋と野菜一袋、そしておにぎり一個がセットになっています。
さらに、使い捨てのコップや箸、お手拭き、ゴミ袋なども用意してくれるので、ジンギスカンをするうえで不足はありません。
飲み物は一階の店舗で好きなものを購入して飲みます。
ジンギスカンの味は上々で、野菜とのバランスも適切。これがもう少し明るくて緑あふれる木々を見ながらだと、また違った趣もあったに違いありません。
いろいろな制約も多いのでしょうけれど、北大構内でジンギスカンパーティができるというのは一つの観光コンテンツになるかもしれませんね。
申し込みのハードルが高いかもしれませんが、それだけに逆にやってみる価値があるのではないでしょうか。
ぜひ挑戦してください。