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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

幌加内新そば祭りが無事終了しました ~ 来てくださってありがとう

2018-09-02 23:58:51 | Weblog

 

 昨日からの、幌加内新そば祭りでの出店が無事終了しました。

 二日間にわたって概ね天気は良好。初日の土曜日の午後に、通り雨がありましたが大したことはありません。

 所属する北海道そば研究会での蕎麦販売の出店ですが、私は今年も天ぷらの担当。

 この幌加内新そば祭では、使う粉は幌加内産の「ほろみのり」という品種で、参加団体は皆主催者側が販売するこの粉を買って蕎麦を打ち、それぞれのブースで販売をするというシステムです。
 
 だから、「十割蕎麦」を謳うような打ち方でない限り、大抵は二八の蕎麦にすることで、味はほとんど変わらないという事になります。

 ではそば祭りに来るお客さんは何を頼りに、お店を選んでいるのでしょう。

 出店するお店の工夫は、汁の作り方、その味、あとは種物の種類などに現れますが、どうしても違いが出るのは、「どこから来た団体か」ということ。

 いつものことながら、一番人気があるのは地元の「幌加内高校」のブースです。ここは開始直後からもう長蛇の列ができて、イベント終了までその長蛇の列がかわりません。

 面白いのは、この出店も授業の一環とのことで、50分活動したら10分の休み時間があること。これを皆で補いながら物販を続けているのです。

 そして二番人気は、やはり地元の「幌加内そばうたん会」。ここからはあくまでも推測ですが、折角はるばる遠くから来たのなら、幌加内の地元の蕎麦を食べたい、食べてあげたい、という心理がありそうです。

 我々は昨年も、この「幌加内そばうたん会」のお隣のブースなのですが、隣は長蛇の列ができて券を買ってから食べるまでにややしばらくかかります。

 私たちはそれよりは列が短いので、早く食べられるのですが、まあ早く食べられればどこでも良い、というわけでなく、そのあたりに各ブースの工夫の競い合う余地があります。

 そんな工夫の一つが天ぷらで、やはり海老天は人気の一品ですし、今年の組み合わせはカボチャの天ぷらとのセットでの天ぷら蕎麦というわけで、今年はカボチャの天ぷらを担当させてもらいました。

 昨日は客足が予想より少なくて、ちょっとがっかりでしたが、さすがに今日は列が途切れずに、ずっと油の前を離れることができませんでした。

 友人たちの駆けつけてくれて、「小松さん」と声をかけてくれるのは励みになって嬉しかったです。声をかけてくれた皆さん、ありがとうございました。

    ◆

 いろいろなブースごとの味の違いはいかがだったでしょうか。

 実は私はこのイベントに何年も参加していながら、他のブースの蕎麦を食べたことがなくて、味の比較のしようがありません。

 実際蕎麦打ちイベントのテントの中では、様々な雑用をこなし続けることの連続です。

 でも、"中の人"だからこそ見えるもの、味わえることがあるので、肉体労働そのものは大変なのですが、まあ面白い時間を過ごしています。

 ちなみに、わが北海道そば研究会は、昨日が640食、今日は1,100食が売れました。

 我々よりずっと列の長かった、おとなりの「うたん会」さんに訊いてみると、「今日ですか、2,300食でしょうか」とのこと。

 我々の倍ですか!でも幌加内のイベントですから、地元が潤うのが一番ですね。

 そば祭りへお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。

コメント
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