夏の楽しみの一つはプランター栽培の野菜です。
ようやくミニトマトにも実がなり始めて楽しみになってきたのですが、今年は雨と低温傾向が続いたので病気の苗も出て、防除やまん延を防ぐ作業に追われる羽目になりました。
だんだんと薬の類も増えてきて、たかがトマト一つ育てるのでも随分いろいろなことを知らないといけないものです。
トマトは、茎と葉の間から脇芽と呼ばれる芽が出てくるので「これは真面目に取ること」と覚えていたのですが、ネットを見ていて、「ある程度大きくなった脇芽は、挿し木で新しい苗になる」と知り、やってみることにしました。
確かに切った脇芽に水を吸わせて土に植えていると、枯れずにやがて白い根が生えてきました。
これならば簡単に苗を増やして多くの収量が期待できそうです。こんな裏技があったとは。
でも毎日のように見回って、おかしな変化がないかと成長を見守るのは、一日も気が抜けませんね。
楽して成果は得られない。農の世界はこれですね。