昨日、中国からの観光客を機転を利かせて助けた女性の記事を書きましたが、今度は中国観光客が道内旅行で体験した話題の記事です。
おいおい、札幌と旭川が全中国レベルで宣伝されていますぞ!
【レコードチャイナ】 http://www.recordchina.co.jp/a102831.html
訪日中国人女性「どうしよう!?」と悩むも、意を決してバスに乗り込む=それは「日本人への信頼」
2015年2月19日、中国のインターネット上にこのほど、北京在住の20代の女性が日本旅行に訪れた際の体験をブログにつづった。
日本で落し物をしても、必ず見つかるという話はよく聞いていたし、私自身も実際に体験した。新千歳空港でなくした「JRパス(※外国人観光客を対象とした乗り降り自由の特別乗車券)」が遺失物預り所に届けられており、後で札幌駅まで送ってもらって無事に手元に戻ってきたのだ。
そんな経験をしていたせいもあり、私は日本ですっかり油断していた。悲劇はそういうときに限って降り掛かるもの。旭川駅の近くの百貨店で買い物をし終え、荷物をロッカーに預けたときに、今度は携帯電話が見当たらないことに気付いた。
探そうとしたが、バスの出発時間が迫っている。どうしよう!?JRパスの一件から、私の心臓は強くなっていた。意を決してバスに乗り込み、戻ってきてから探そうと決めた。実はこの決定は根拠のない自信によるもので、さらに言えば日本人に対する信頼でもあった。
結果はどうなったか。雪山から戻ってきてから、閉店間際の百貨店に駆け込んで尋ねたが、届けられていないとのこと。ガッカリしていたときに、警備員のおじさんが近くの交番で聞いてみるよう身ぶり手ぶりで勧めてくれた。
そしてなんと、私の携帯電話はまさにその交番に届けられていたのだ。どうやら、私の日本人に対する信頼に間違いはなかったようだ。(翻訳・編集/北田)
-------【引用ここまで】-------
すごい!具体的な地名として新千歳空港や旭川が登場して大きく評価されています。
ちゃんと落し物を届けた道民、旭川の市民の皆さんは立派ですねえ、すばらしい!旭川市民は大いに誇るべきです!
こういう一つ一つの善行が、地域の名を高めて次の観光客が安心して訪れてくれるというものです。
それにしても、ここまで「日本は落し物が必ず届く国だ」という評判が経ってしまうと逆に、恥ずかしくて落し物をちょろまかすということができなくなりそうですね。
良い評判は、強迫観念になってますます良い国になりそうです。
これはおもしろいなあ(笑)
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ちなみに、私のブログの読者からこんなメッセージが届いていました。
「札幌市の場合、市役所のコールセンター(011-222-4894)が、英中韓で旅行者の質問も受け付けるシステムになっていますが、あまり知られていません。一応電話は、8時~21時で年中無休でオープンしています。困ったら、この電話番号にかけてみるのも一つです」
皆さんも困ったらこちらの電話を教えてあげてはいかがでしょうか。こういう良い情報を拡散するにはネットが一番ですからね。