WebR25というサイトに、「『理想の妻=良く笑う女性』を実証」という記事がありました。
男性目線のちょっと都合の良い記事に見えますが…
【理想の妻は良く笑う人】
http://bit.ly/1FOeMjX
最近はあまり耳にしないが、「男の出世は嫁次第」という言葉がある。家庭を支えてくれる良き伴侶を得てこそ、男は仕事に打ち込めるというわけだ。
しかし、結婚後も共働きを続ける夫婦が増える今、男性にとって「理想の妻」とはどんな女性なのか? じつは心理学的にはひとつの“答え”があるという。心理学者の内藤誼人氏はこう語る。
「それは間違いなく“よく笑う”女性でしょうね。笑いというのは伝染しますから、よく笑う人と一緒にいれば、自然に笑顔でいられる時間が増えます。“笑う門には福来る”ということわざがあるように、笑う頻度が多い人というのは、人脈形成やチャンスの獲得の面で有利なんですよ」
これは実際に心理学的な調査で実証されているという。
「米カリフォルニア大学の心理学者ダフィン・ビューゲンタル氏は、複数の母子のやり取りをビデオで撮影し、笑いの回数を測定しました。さらに、その世帯の社会的な属性(裕福度)を同時に調査して比較したところ、下層階級の母親の笑いの頻度は13%にとどまったのに対し、上流階級の母親のそれは77%に達したそうです。この結果からビューゲンタル氏は、社会的な成功を得るために笑顔は非常に大切な要素であると結論づけています」
もちろん、もともと裕福だから笑顔でいられるという、逆説的な見方も成り立つかもしれない。けれど、貧しさから抜け出すためには、笑いの作用は無視できないはずだと内藤先生は補足する。
「笑いが伝染するのは、ミラーニューロンという神経細胞の働きによることが判明しています。映画を観て泣いたりするのも、これによる共感が起こす現象です。笑うことで免疫が活性化するのは有名ですし、いつも愚痴ばかりいっている人よりも、苦しいなかでも笑っていられる人が身近にいた方が良い影響を受けられることは間違いありません」
笑う門に福が来るのは、仕事も恋愛も同様なのだ。
(友清 哲)
--------【記事ここまで】--------
男性にとっては「理想の妻は笑う人」かもしれませんが、裏を返せば、女性にとっての理想の夫は、「ちゃんと笑わせてくれる人」ということですよね。
笑うネタを提供もせずにぶすっと不機嫌でいながら「おまえは笑え」なんていう昭和オヤジでは通用しません。
こと笑いに関しては、男女どちらにもユーモアのセンスがあった方が良いのはもちろんですが、夫婦が仲睦まじくいようと思うと、大事なことはお互いに「不機嫌でいない」ということなのだと思います。
ユーモアのセンスは持って生まれた性格や才能によるところもありますが、不機嫌でいないようにするというのは自分の意思と考え方の練習で実現できることです。
練習によって身につけたい能力は、自分が今不機嫌であることに「気がつく能力」と「機嫌を直す能力」の二つです。
面白くない、不満だ、という感情が頭を覆うと冷静に次の一歩を踏み出せません。怒りや不満は「それはひどいね」と伝えるにしても、だらだらと態度で表し続けたり、過去に遡って「あのときはひどかった」と蒸し返したりしないことです。
「過去と他人は変えられない 変えられるのは未来と自分」なのですから、未来志向で「では何が出来るか」を考える方が建設的です。ここの持ち方は練習一つです。
そうしたうえで、次は家庭に笑いを持ち込むような努力があると良いですね。
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さて我が家では「一日一笑い」を目標にしています。私はなんとか妻を笑わせてやろうと会話の中に笑いのネタを振りまいているのです。
くだらないことでも貧乏ネタでも下ネタでも恥ずかしい話でも、とにかく一日ひとつの笑いがあれば家庭は円満で過ごせます。
たとえ笑えなくても、「話題が面白くない」とぶすっとしていずに、お互いに笑いのハードルを下げてちょっとしたことでも笑ってあげると言う気遣いもありでしょう。
理想の妻も良いですが、「理想の家庭は笑いあり」
これで参りましょうよ。