今日はこの冬でも最もシバレる一日となりました。
まさにこの厳寒の時期を迎え、いよいよ明日から雪まつりが始まって札幌はひときわ多くの観光客を迎えることになるでしょう。
遠くから来る観光客は日中の雪像を見て、白い世界の中で白い雪像の姿を楽しんでもらえれば良いのですが、もっと綺麗に見えるのが夜の雪祭り。
日中は白だけの世界ですが、夜になると様々なライトアップやLEDなどによるカラフルな照明と相まってひときわ美しい世界が現出します。
また最近見られるようになったプロジェクションマッピングは、雪像をスクリーンにして、そこに才能溢れる映像美が映し出されます。
今年は2丁目会場の中雪像「サラブレッドの息吹」と8長命会場の「春日大社中門」にてプロジェクションマッピングが上映されるそうなので、お見逃しのないように。
札幌市内は街路樹もLEDによる演出が加えられていて、幻想的な景色を大いに楽しんで欲しいところです。
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ところで私自身にとって残念に思うのは、札幌テレビ塔の照明演出。
大通公園から見ると一番端っこに建てられていて視線を誘導するテレビ塔は、正面から見るとこの時期は青い色のLEDで飾られていて、雪像などと共に絵になる演出が加えられています。
ところがこれって横から見ると、正面だけの飾り付けであることが丸わかり。もちろん経費のこともあるのでしょうが、なんだか見える表だけを飾っているようでちょっと残念なのです。
うわべだけを飾るよりも内面を重視したい私。せめて正面とその左右の三面くらいは飾り付けてくれないかなあ、と見るたびに思います。
さて冒頭にも述べましたが、札幌雪まつりはいよいよ明日5日の木曜日から始まります。
最近の札幌市民は、「混んでるし寒いから行かない」という冷めた見方をする人も多いようですが、外国からもわざわざ見に来る憧れのイベントです。
ごく安い交通費でまちなかに出さえすれば見られるのですから、見ないで過ごすというのは何とももったいない話です。
地域のことは地域でも大いに盛り上がって楽しみましょう。それが地域を愛する生涯学習です。