北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

PTA研修会での講演~教育における父親の役割

2011-09-28 23:45:30 | Weblog
 釧路市PTA連合会からの依頼を受けて、「単P会長・事務局長研修会」で約1時間の講演をしてきました。

 タイトルは「教育における父親の役割」にして、子育ての体験記から得られたこと、考えさせられたこと、反省すべきことなどについてお話をしました。

 子育ての最中には、親が子供のためによかれと思う気持ちが結果として、却って仇になるということもあって、それもまた親としての成長の糧というわけ。

 こちらも親は初めてやるのだから失敗はあるわけで、失敗したとしてもそこから這い上がるのは自分自身の責任と覚悟でやらなくてはいけないのです。

 家庭の中にあっては、その瞬間逃げてはいけない場面が必ずあります。その刹那の態度が父親としての覚悟を問われるときに、自分は正しく行動できるでしょうか。日々反省するばかりです。


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 講演の後には懇親会に招待されました。自分から話題を投げかけた時は、それをどう思ったかを聞くことを楽しみにして、各テーブルを回ります。

 そうすると案外思いもよらない考え方や情報が得られたりすることがあって、それがまた自分への褒美でもあるというわけ。

 一つの話題を中心に、お互いにインスパイアし合うというのは楽しい時間です。

 今日は各PTAの役員さんや各学校の事務局長さんの自己紹介があって、各テーブルを回りきれなかったのがちょっと残念。

 別な機会にでも感想など教えてほしいものです。


 またPTA会長さんの中には知人も多く、こういうところで学校が地域に支えられているんだ、ということが分かります。

 中には、「親もそうでしたが、私もともに親子二代のPTA会長となりました」という方もいて、ボランティア精神も遺伝するのか、やはり親の背中教育の結果なのかわかりませんが、頭が下がりますね。

 
 さて子育ての悩みは案外他人には言えないものです。

 しかし周りの手助けを借りないことで、解決を遅らせるということだってあるかもしれません。

 私もできることがあればどんどん助けたい側の人間です。今日の会合が釧路の教育環境の向上に繋がれば幸いです。

 お聞きいただいたみなさん、ありがとうございました。
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