北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

武蔵野の樹々に感動

2007-09-22 23:10:34 | 東京探検
 今日が暑さのピークでしょうか。それにしても暑い。今日の東京の最高気温は32℃でした、ふー。


 今住んでいる百合ヶ丘からちょいと北へ行けばもうそこは武蔵野。というわけで、今日は武蔵野を訪ねてみました。

 まずはJR南部線に乗って府中本町駅へ。ここでまずは大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)へお詣り。この神社は、武蔵国の総社(そうじゃ)だったのだそうです。

  

 「総社」というのは、いくつかある神社をまとめたお社のこと。律令時代以来、国司が新しい任地へ赴いた場合は国中の神社にお詣りをするのが仕事だったのですが、神社をいくつも集めてしまいそこへ参ることで巡回したことにするようになり、その神社を総社というのです。そんなことが許されていたのですからのどかなものです。

 そういうわけでここ大國魂神社は武蔵の国の総社というわけ。創祀は西暦111年といわれていますから、歴史も長く荘厳な雰囲気が伝わってきます。

 大國魂神社を出たところから始まるケヤキ並木がまたすばらしい。武蔵野の木はとにかく立派なのです。

  

    ※    ※    ※    ※

 そこからはバスで中央線の国分寺駅へ向かい、今度は吉祥寺へ。ここで井の頭公園へ向かいます。ここは神田川の源流部にあたっているのと、水質が良いことから「井(戸)の頭」といわれたのです。

 公園の中には大きな水面があって、貸しボートで賑わっています。水面まで張り出した桜が満開の頃はさぞきれいなことでしょう。

  

 さて、この公園の南側の一角には宮崎駿さんの三鷹の森ジブリ美術館があります。外から見ると、宮崎アニメに登場するデザインの建物で不思議な空間です。

 でも入場するのは入場予約が必要で、休日の前売り券は早々と売りきれるそうですから飛び込みで行っても入ることはできませんでした。チケットはロー●ンで手にはいるそうですよ。興味のある方は、予約を忘れずに。

  

    ※    ※    ※    ※

 最後は中央線沿いの阿佐ヶ谷駅前の中杉通りというケヤキ並木を見学。ここのケヤキ並木もまた樹高といい樹冠の広がりといい立派なのです。

 街路樹に一見の価値があるというのは品のあるまちづくりです。街路樹をこれだけにするのにかかった時間はどれくらいの価値になるでしょうか。

 それに、道路沿いのお店や住民の皆さんが一生懸命落ち葉などの維持管理をしているのですから、そうしたコミュニティの価値も大きいことでしょう。

 今日は武蔵野の樹木に感心した一日でした。


  
 

 
コメント
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