北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

姫路城見学で、国宝五城コンプリート!

2024-04-30 22:21:59 | Weblog

 

 今日は念願の姫路城見学でした。

 現在国宝の天守閣があるお城は5つ。

 その5つとは、犬山城、松本城、彦根城、松江城、そして今日訪れた姫路城です。

 私自身はこれまでに姫路城以外の4つのお城は訪ねているので、今日の姫路城で国宝五城がコンプリートというわけです。

 さて、私こと姫路市を訪れるのは全く初めて。

 駅からは商店街を突き抜ける形でお城のある姫路公園へ向かいましたが、この商店街がまたすごい商業集積です。

 大抵は一本道の両側に商店が張り付いているのが商店街のイメージでしょう。

 しかも商店街と言えば、最近は郊外型ショッピングセンターに客を取られてシャッター街に成り下がっているところも多くあります。

 しかしここ姫路の商店街はお店がしっかり張り付いているばかりか格子状のまちなみに商店街が縦横に展開してその規模が大きいこと。

 こんなにお店がちゃんと張り付いている商店街を見るのは久しぶりです。


 そんな商店街を進んでゆくとやがて姫路城のある公園にたどり着いて視界が広がります。

 姫路城は白鷺城と言われるように白い漆喰の壁が印象的ですが、お城そのものが高台にあって石垣も高く大きく、また小天守もあるなど創建とその後の増築によって完成した城の規模がずば抜けています。

 まず入場料を払う入り口まで行くのでもけっこうな坂を上ってたどり着きます。

 そこからお城まで行くのでも、幾つもの門をくぐり、幾つもの角を曲がり、幾つもの坂を上ってゆくことになります。

 ようやくお城の入り口にたどり着くとそこから6階建てのお城の急な階段を上がります。

 お城には東西二本の大黒柱があって、これを中心に木を組んでこの高い天守閣を構成しているとのことで、我が国の木造建築技術の粋ですね。

 また木造建築は木が傷んでもそこを補修することができるというのが最大の強みです。

 最近では平成の大改修が行われて、そのときはお城の姿が見られなかったのですが、それも無事に終えて改めて日本の城郭建築の最高峰の威容が見られました。

 
 お城の後には日本庭園の好古園も見て回り、庭園文化にも浸ることができました。

 観光客には外国人の方も多く、見ていると日本人と外国人で6:4くらいの印象を受けました。

 日本人でも案外姫路城を見ていないという方がいるかと思いますが、外国人に負けちゃうような気がして残念です。

 
 それにしてもお城の規模が大きいのでとにかく歩けるうちに観ておかないと、歳を取ってから訪れるのは大変です。

 今日はなんだかんだで1万4千歩ほど歩きましたが足が棒になりました。

 旅は健康で体が動くうちでなくてはなりませんぞ。

 

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