駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

萩尾望都『セーラ・ヒルの聖夜』

2009年11月04日 | 愛蔵コミック・コラム/著者名は行
 小学館プチコミックス萩尾望都選集Ⅰ4
 短編集。
 少年が敬愛する作家を訪ねる『秋の旅』がいい。タイトルもいい。
 『トーマの心臓』の先駆けとなった『11月のギムナジウム』は、実はぜんぜん違うお話なんですね。
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萩尾望都『ケーキ ケーキ ケーキ』

2009年11月04日 | 愛蔵コミック・コラム/著者名は行
 小学館プチコミックス萩尾望都選集Ⅰ3
 優秀な姉ふたりと違って、末っ子はお菓子が大好きな女の子…というお話。
 初出はどこなんでしょうか。ダイナミックというか、同人誌サイズの原稿用紙で描いたんだろうかという絵の荒さがやや気になります。でもストーリーのダイナミックさで相殺されるかな。
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萩尾望都『塔のある家』

2009年11月04日 | 愛蔵コミック・コラム/著者名は行
 小学館プチコミックス萩尾望都選集Ⅰ2
 わずか16ぺージの名作『小夜の縫うゆかた』がすばらしい。
 手塚治虫のスターシステムの向こうを張ってか、わりとあちこちに顔を出すオスカーですが、私はこの『花嫁をひろった男』のオスカーが好きです。
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萩尾望都『ビアンカ』

2009年11月04日 | 愛蔵コミック・コラム/著者名は行
 小学館プチコミックス萩尾望都選集Ⅰ1
 デビュー作『ルルとミミ』を含む短編集。
 『爆発会社』、珍しくタイトルにひねりがない『ベルとマイクのお話』なんかが好きです。
「たいせつな女の子なくしたくない女の子が“はなして”と言っても手をはなしちゃだめ!」
 西村しのぶ『一緒に遭難したい人ひと』にも同様の台詞がありました。
「もし喧嘩して“帰ってよ”ってわたしがどなっても そこであなたは帰っちゃあだめってこと」
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