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仕事を終えて1ヶ月

(鉢のシャコバサボテン)

仕事をすべて終えて、毎日が日曜日になって1ヶ月が経った。実感としては、この1ヶ月はバタバタと忙しく済んでしまった。勤めを持っていたのがもう随分昔のように思える。毎日顔を突き合わせていた職場の仲間たちも、はるか遠景の中に姿を没してしまった。けれども、1ヶ月前には週に3日ではあったが出勤して仕事をしていたのである。

先月1ヶ月を、予定表から追ってみると、外出したのは、古文書講座で4日、その見学会1日、静大市民講座1日、島田博物館講座2日、島田図書館文学講座3日、考古学と歴史講座1日、地区のウォーキング会1日、超散歩1日、孫七五三1日、班長会1日、知人通夜葬式2日、ドライブ2日と、20日間である。もちろん、外出時間は最低2時間からほぼ1日まで様々で、すべてが1日潰れるわけではない。

11月には、図書館から借りて、15冊の本を読んだ。この外に、夕方にムサシの散歩へ約40分付き合う。(用のある日は女房に任せる)毎日平均2時間はブログを書くために使う。古文書講座にはその前後に予習と復習が欠かせない。初めて柿の木の剪定をし、初めて干し柿を作った。

これだけ書いてくると、とても風邪も引いておれない忙しさにみえる。この月は特別に忙しく、仕事へ出ない分、のんびり日向ぼっこというわけには行かなかった。仕事を終えると油断して体調を崩す人もいると聞くが、さいわい体調は良好である。女房はここぞとばかりに、色々プレッシャーを掛けてくるが、それには負けない。

12月の予定表は一転して空きが多く、今のところ、外出は10日間埋まっているだけである。今年は5月に女房の父が亡くなって、本日喪中ハガキを出し終えた。だから年賀状もなく、忘年会・新年会も無く、子供や孫たちは帰って来るだろうが、年末年始は例年になく静かに過ごせそうである。出来れば何日か、超散歩や薮山登りで、鈍った身体を鍛えて、来春の2度目のお遍路に備えたい。

先日の駿河古文書会で、「紙魚(しみ)」という会報を頂いてきた。その第37号で、創立40周年記念号となっている。ちなみに紙魚は古文書の虫食いの原因の虫である。虫食いは古文書を解読し辛くしているが、その分推理を働かせる余地があって、古文書解読の醍醐味でもある。会員が小論文を「紙魚」に載せている。古文書を読むうちに、それぞれ研究課題を見つけて、勉強している。古文書を習い始めてから四年、まだまだ解読出来ないところも多いが、そろそろ一つ研究課題を決めたいと思う。
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