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飼犬ムサシに指を噛まれた

(Ⅴサインするしかない)

お昼前、飼犬ムサシに指を噛まれた。

女房が腰を痛め、昨日、今日と朝の散歩を引受けた。夕方の散歩は掛川の娘がまーくんを連れてやってきて引受けてくれた。散歩をさせているという気安さから、つい油断をした。ムサシは夏の間、簾を立て掛けて日陰を作った犬走りに入って昼間を過ごす。いつもならすんなり座り込むのを躊躇しているムサシ。よく見ると犬走りの上にマメコガネが一匹お腹を見せてバタバタしていた。きつい性格の割りに気が小さいムサシは小さな虫でも怖がる。女房はマメコガネを掃きだすべく、庭箒を取りに行った。手で取ってやろうと思い手を伸ばした途端、ムサシが本気でがぶりと来た。痛い!というが、なかなか放さず、放す瞬間に足にもがぶり。激痛の右手中指と人差し指から血がだらだらと流れた。流血の惨事である。

ティッシュで指を巻いて、そのまま外科医まで女房に送ってもらった。幸い縫うほどの傷ではなかったが、中指に4箇所、人差し指に2箇所の噛み傷があった。足の方はズボンの上からで、内出血が見られるが、大ごとにはならなかった。ガーゼの取替えに何日か通院を宣告された。

ムサシに文句を言ってもらちがあかず、誰にも文句が言えなくて、じっと痛みに耐えるしかない。せめてブログの題材にして、鬱憤晴らしでもするしかない。

性格がきついと知っているから、いつもは必ずムサシの顔を見ながら対応をしていた。ムサシが怒る前には、必ず顔に皺がより、そのあと吠えたり噛み付いたりする。そのときは一歩引けばよい。だからいきなり噛み付かれることはないと自信があった。ところが今日はムサシはお尻を向けていた。だから顔つきが変わるのが見えなかった。そんな状態では手を出さないのがよい。そこに油断があったと反省している。

女房はもっと優しい柴犬も多いのに、ムサシはどうしてこんなにきついのかと嘆く。しかし、この何にも媚びないきつい性格が柴犬の特徴なのである。それがいやなら柴犬を飼わないことである。

今も、ズキン、ズキンと痛む。左手と右手親指でキーボードを叩いている。キーボードはそんなに不便ではない。ただ、マウスはもろに扱えない。右手の掌で転がし、親指でクリックして何とか使う。

パソコンは何とか使えるが、箸は持てるか、筆記用具はどうだろう。車に乗れるか、お風呂にはどんな風に入ろうか、トイレは‥‥‥。にわか身障者はいろいろな勉強をする。不自由がなくなるまで一週間掛かるか、十日掛かるか。

というわけで、怪我のため、乱文乱筆ご容赦願いたい。
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