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湯~らんどパルとよね

(兎鹿嶋温泉「湯~らんどパルとよね」)

飯田からは国道151号線を通って帰った。この旅では温泉に入れなかったから、帰りには温泉に入って帰ろうと話したが、息子は待っているから一人で入るように言う。自分と違って温泉を好まないようだ。かといって宿では夜と朝、2度お風呂に入っているからお風呂が嫌いというわけではなさそうだ。新野峠を越えて愛知県に入った。愛知県で一番奥の日帰り温泉がターゲットであった。兎鹿嶋(とがしま)温泉「湯~らんどパルとよね」(愛知県北設楽郡豊根村)は国道から2kmほど入ったところにあった。

こんな山奥のどん詰まりにと思ったが、想像以上に車が停まっていた。肌にまとわるような、川根奥の温泉と似た泉質である。かつてはアルカリ性単純温泉だったが、井戸を掘り直して、平成19年12月21日より、兎鹿嶋温泉2号源泉を利用開始、泉質がナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉になった。係りの男性にどこから来る客が多いかと聞いてみると、浜松、豊橋、豊田、名古屋から来ていただいているという。なるほど泉質が良いとここまで遠征してくるのかと人の入りを納得した。

息子を待たしてあったが、露天風呂にも入り、産直の生椎茸も購入し、25分で出てきた。

温泉を気にしながら走ってきて、国道151号線沿いには、実に多くの温泉があることを知った。その中で温泉旅館やホテルではなくて、日帰り温泉だけに限って北から順番に書き出して見た。「湯~らんどパルとよね」の他に、

    信州いいだ温泉「湯里湖」 (長野県飯田市下瀬)
    「秋桜の湯」         (長野県下伊那郡下條村)
    「かじかの湯」        (長野県下伊那郡阿南町)
    天龍温泉「おきよめの湯」 (長野県下伊那郡天龍村)
    「とうえい温泉」       (愛知県北設楽郡東栄町下田)
    名号温泉「うめの湯」    (愛知県新城市名号)
    「鳳来ゆ~ゆ~ありいな」 (愛知県新城市能登瀬)
    湯谷温泉「板敷の湯」   (愛知県新城市豊岡)
    「本宮の湯」         (愛知県豊川市上長山町)


など、9ヶ所の日帰り温泉が10kmと空けずに並んでおり、温泉ファンにとっては垂涎の街道であった。なお、上記の中では、「鳳来ゆ~ゆ~ありいな」と「本宮の湯」は過去に入ったことがある。

「湯~らんどパルとよね」は42湯目の日帰り温泉であった。以上で14日に渡った「息子と巡る “城” の旅」の記録を終わりとする。記録を書き込んでいる間に、梅雨も終わったようで、今朝からカンカン照りになってきた。
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