わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

獅子口5 その2

2016年08月04日 | 能面

ある程度作業が進んでから、鼻部分のかさ上げを予定していたが、次の作業を進めるに当たり「鼻部分」がきっちりと固定されていなければ具合が悪いと思って、若干前倒しに鼻のかさ上げを行った。

これは、鼻のてっぺん部分が3cmほど高ければ何とかなると考えていたので、それに合いそうな木片をボンドで固定したところ。ま、こんなものかな。

その後、眼の位置や幾らか周囲を削って様子を見ているところだ。まだまだ粗彫りというあたり。

これも粗彫り段階だが、一応は獅子口の大まかな形も見えるので、今回撮った写真や、過去に彫った獅子口の初期段階を見ながら作業を進めているところ。これは3日の段階。

更に、今日4日の作業で、額部分や目のあたりを深く彫り込み、いわゆる「目鼻を決めた」のが上の写真だ。ここまで来たら、次の作業は口の部分に入る。この口部分は細工が難しいから、形が見えるあたりまで数日をかけることになるだろう。

今回の獅子口は、仕上げ彫りまで短くても2ヶ月はかけるつもりだし、素彫りの完成は更に1ヶ月ほどかかるかも知れない。というのも、今回の獅子口の顔面には多くの細工が施してある。これを忠実に再現しようとするなら、これだけでもかなりの時間を必要とするはず。

と言う事から、最初から3ヶ月程度の作業期間を考えており、まだまだ充分に余裕があるから、あまり先走らないようにしつつ、肩の痛みや腕の痛みが出ないように体調を整えよう。

今は我が家に孫が遊びに来ているから、毎日定期的に作業をしているわけではない。孫達がどこかに遊びに行き、いなくなった時にちょっとずつ作業をしている段階だ。それでも、一応は顔の全容が見える程度に進んでいるので、これはこれでまずまずかな?

 

 

 

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