河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2627- クラウス、シンフォニア、モーツァルト39、メンデルスゾーン、キリスト、詩篇42、鈴木雅明、読響、2018.10.26

2018-10-26 23:09:23 | コンサート

2018年10月26日(金) 7:00pm サントリー

J.M.クラウス 教会のためのシンフォニア ニ長調VB146  7

モーツァルト 交響曲第39番変ホ長調K.543  11-8-4-7

Int

メンデルスゾーン オラトリオ キリスト  6-12

メンデルスゾーン 詩篇第42番 鹿が谷の水を慕うように  23

(encore 伴奏無し合唱)
バッハ モテット 来たれ、イエスよ、来たれBWV229より 終曲 アリア  1

ソプラノ、リディア・トイシャー
テノール、櫻田亮
RIAS室内合唱団

鈴木雅明 指揮 読売日本交響楽団


精力的な一心不乱棒。
前半はオーケストラ、後半に歌をいれたプログラム、バッハ・スペシャリスト指揮者の登場。
その目で見ると全部が味わい深い。いつもは円錐型の音場構成で聴かせる読響、今日は下から上まで同じ幅で聴こえてくる。それぞれのインストゥルメントが独立様相で生き生きとした音楽が奏でられる。モツ39が生気に溢れ活力豊かに鳴り渡る。エネルギッシュなモーツァルトでした。聴きごたえありましたね。全リピート有りの39番。

一転、後半のメンデルスゾーンは清らかに流れまくる。メンデルスゾーンの泣き節全開。RIASの合唱が強靭さをベースにしてその上で美しさが漂う。しなりがあって透明な合唱でした。詩篇ではソプラノのトイシャーさんが大きく歌う。ホールに響き渡るもので焦点がどこにあるのかわからない。天井から舞い降りてくるような声で包み込む。歌わない時でもちょっとうつむき加減で何か憂いを抱えたような絵になる形が美しい。気品があってビューティフル。
オーケストラが寄り添う美ニュアンス。浸る音楽。
メンデルスゾーン満喫しました。
おわり