昨日のブログの続きです。
ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督のロリン・マゼールがメトロポリタン・オペラハウスに登場。
上演演目であるワルキューレの初日のレビューが二日後のニューヨーク・タイムズに載った。
ワルキューレの上演日については昨日のブログをみてください。
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2008年1月7日(月)6:30-11:30pm
メトロポリタン・オペラハウス
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ワーグナー/ワルキューレ
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ロリン・マゼール指揮
オットー・シェンク プロダクション
Conductor: Lorin Maazel
Brünnhilde: Lisa Gasteen
Sieglinde: Adrianne Pieczonka
Fricka: Stephanie Blythe
Siegmund: Clifton Forbis
Wotan: James Morris
Hunding: Mikhail Petrenko
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2008年1月9日(水)
ニューヨーク・タイムズ
アンソニー・トンマシーニの評
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メトのマゼール、窮地のブリュンヒルデ
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ロリン・マゼールが月曜の夜、今シーズン最初の上演となるワーグナーのワルキューレを振るためにメトロポリタン・オペラハウスのピットに現れるやいなや、聴衆から肯定的なオベーションを受けた。
マゼールは理解しがたい45年間の不在の後、77歳にして、ついにメトに戻ってきた。
彼はこの高まる期待に直面して、この試金石とでもいうべきオペラを明瞭なテクスチュアと鋭利なリズムそして強烈な集中力で指揮した。
そして、5時間におよぶ公演の最後で一人でカーテン・コールを受けてたとき、オーケストラ・メンバーから賞賛の拍手を受けるという勝利を得た。
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