昨日に続いて麻雀の話。
1か月に21回。一週間に8回。
これだけ麻雀をやっていれば、仕事をする時間はおろか、お酒を飲む暇も、クラシックを聴く時間もなかったのではないか。と人は思うかもしれない。しかしそんなことはない。
お酒を飲む時間は少なくとも、ある。麻雀をしながら飲めばいい。
河童の場合、やせ馬の先走り、というか、やせ馬の先細り。
先行逃げ切りパターンが多い。
昔のように毎日やっていたころは自分でツキの波を作ることが出来たが、最近のように雀荘が壊滅状態になり、プレイする機会もほとんどなくなってしまったような状態では、この先行逃げ切りはいいですね。
お酒を飲みながらプレイしていても、昔みたいに徹マンはしなくなっているので、酔う前に終われるので、必ず勝つ。
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クラシックを聴く時間はあったのか。あった。
麻雀をしながら演奏会に行くわけにはいかないが、麻雀の引き合いと聴きたい演奏会があったらどっちにするか。もちろん演奏会。
演奏会の方は計画性がなければ聴くことが出来ないから。
聴きたい演奏団体、曲などを事前にチェックして、いろいろと調整していくわけだから、出来上がった計画を崩すことはない。
演奏会のチケットをもっていながら、当日、麻雀の誘いにのることは決してない。
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それでは、仕事はどうか、2連徹して、4人で月曜日に一斉に会社を休んだことはある。
土曜日の夜からはじめて、終わったのが月曜日の夕刻。
土曜、日曜と夜通しポンチーロンを繰り返し、気がついたら月曜日の日の入りになっていたわけだ。
会社では4人分の机の椅子が寂しくぽっかりとあいていたことだろう。
そんなこともあるが、普通は仕事中に4人の目が合い、仕事を終えるとそのままとるものもとりあえず雀荘へ。
あまり毎日来るので雀荘のおばさんのほうが先に帰るようになり、鍵を預かり戸締りをしてから帰るようになったこともある。
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いずれにしても、隙間のないライフというか、ほかにもっとやるべきことが脱落したライフというか、それなりに楽しいものであったことはたしか。
麻雀の連中にクラシックの話をしても誰一人、そんなことは信じないというか、馬鹿話みたいなもので、もう決して話すようなことはなくなってしまっているが、ふと思うに、同じように思いながら麻雀をしている人もいるはずだ。
なんでもそうだ。話してみないとわからない。ブログなんていうのはそんな意味では非常に有益というか、輪が広がる道具ではあるのだろう。
独り言を書き込むだけでその瞬間から独りごとではなくなってしまうのだから。
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今はその麻雀、2年に一回できればいいほうだろう。
おわり
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