河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

366- 青ひげ コーミッシェ4 1991-15

2007-08-01 20:48:00 | 音楽

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1991年の生聴きしたコンサートからピックアップして書いてます。

網羅的な記録ではありません。

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ベルリン・コーミッシェ・オーパーの1991年来日公演で、青ひげは3回行われました。

3回目の公演に顔を出しました。

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199169()1:00pm

東京文化会館

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34場のオペラ・ブッファ

オッフェンバック/青ひげ

(ドイツ語による公演)

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ボベーシェ王/ヴェルナー・エンダース

クレメンティン王妃/ルート・ショブ・リプカ

オスカー伯爵、大臣/ヴォルフガンク・ヘルミヒ

アルヴァレス、侍従/ハンス=オットー・ローゲ

青ひげ/ギュンター・ノイマン

ポポラーニ、重臣、錬金術師/クレメント・スロヴィオツェク

フロート、牛飼う娘/ウタ・プリエフ

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ワルター・フェルゼンシュタイン

プロダクション

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ヨアヒム・ヴィラート指揮

ベルリン・コーミッシェ・オーパー

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1963924日プレミエ

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面白過ぎるフェルゼンシュタインのオペラ・ブッファであるが、ここに出ている歌手については、ウタ・プリエフ以外は全く知らない。

そのプリエフ(Priew)だって、その昔は、プリューと書いていたものもあった。

1963年のプレミエ公演から1991年この当時までに360回公演が行われているというから寿命の長いプロダクションだ。

これだけ面白過ぎるのになぜ、日本など当地以外で観ることがあまりかなわないかというと、それは演出重視であるため、その小屋で研鑽を積んだ歌い手兼役者でなければならないからだ。

プロダクションだけ引っ越しして、いくら歌のうまい歌手を呼んでも、にわか作りの芝居では面白さも半減だ。

まさに芝居小屋を地でいくような感じだ。

オールスターキャストはありえない。

当時のプログラムの解説を読んでるだけで、面白さがよみがえるが、ここに書いてもむなしいだけだ。

面白さを味わうためには観なければならない。

幸いこの1991年の公演3回のうちの2回目の67日の公演が協賛の鹿島によりヴィデオ・テープ化されている。ヤフオクなどでたまに手にはいるようだ。

普段は何とも思わないヤフオクだが、急に欲しくなったりしたものがたまたまあったりするとトタンに焦ったりする。

あと、フェルゼンシュタインの本場ものが1973年に映画化されており、日本でもヴィデオテープ、DVD化されているようなので、ネットで購入することができるかもしれない。

1973年のヴィデオに出演している歌い手が何人か、1991年の日本公演でも歌っているので興味深いところではある。

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舞台は絵のようである。絵のような縁どりで、いろいろな時代様式が一連の絵のようにごちゃまぜにでてくる。

このあたりはやはり観ないとおもしろさがわからない。

終わり

一連の公演内容についてはブログ左サイドの過去ログ一覧のリンクからはいるとみやすくなっております。

1991年ベルリン・コーミッシェ・オーパーの来日公演では、青ひげ、ラ・ボエーム、フィガロの結婚、が舞台にあがりましたが、それ以外に特別コンサートが1回行われました。

1991621()7:00pm

オーチャードホール

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カウンター・テノール、

ヨッヘン・コワルスキー

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ラルフ・ロイター指揮

ベルリン・コーミッシェ・オーパー

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アルトからメゾのあたりの音域を歌う男性歌手である。

河童はちょっとキモクで行かなかったが、当時来日前からコワルスキーは日本ではかなり名前が露出しており評判をとっていたと記憶する。

おわり

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