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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

幾度目かの『梅園哲学入門』

2017年12月11日 | 日本史
 『三枝博音著作集』5(中央公論社 1972年10月)収録、同書139-225頁。
 三枝博音氏の『梅園哲学入門』(1943年6月出版)によれば、三浦梅園の独創性と後世への意義は、一つに、それまでの日本に希薄だった「物質」という概念を“錬成”し、「物」の計量の対象たることを可能にしたこと、二つに、人間と切り離された「自然」概念を“発見”したことであるという。
 梅園の著作何度読んでもよく解らないので(原文はさらなり)、元に戻って双六やり直し