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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「中国の『ニセ豚足』から発ガン性物質検出」

2011年10月25日 | その他
▲「Rocket News」2011年5月17日。
 〈http://rocketnews24.com/2011/05/17/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%80%8c%e3%83%8b%e3%82%bb%e8%b1%9a%e8%b6%b3%e3%80%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e7%99%ba%e3%82%ac%e3%83%b3%e6%80%a7%e7%89%a9%e8%b3%aa%e6%a4%9c%e5%87%ba/

 うーんこんなのもあるのか。私は右の膝が悪くて一週間に一度くらいコラーゲンの多いものを食べないと、膝関節が曲げるたびにごりごりして痛み出すのだが(実際昨日あたりから痛い。今日食ったほうがいい)、そういうときは豚足がベストなのである〈注)。どうしよう。日本では大丈夫なのだろうか。

 。口からの摂取の効果についていろいろ議論や疑問があることは知っているが、少なくとも私には効く。たとえそれがプラシーボ効果であったとしても。手羽先はあまり効かないと感じる。牛筋はまあまあ。この差はどうしてか知らない。

「China to legally define terrorist activities」

2011年10月25日 | 地域研究
▲「Uyghur American Association」English.news.cn, 2011-10-24 20:34:07. 〈部分)
 〈http://www.uyghuramerican.org/articles/6489/1/China-to-legally-define-terrorist-activities/index.html

  In the draft bill, terrorist acts are defined as those acts which are intended to induce public fear or to coerce state organs or international organizations by means of violence, sabotage, threats or other tactics.
  These acts cause or aim to cause severe harm to society by causing casualties, bringing about major economic losses, damaging public facilities or disturbing social order.
  Instigating, funding or assisting with other means are also terrorist acts, according to the draft bill.
  Terrorist organizations are defined in the draft bill as those which are established to conduct terrorist acts, while terrorists are those who organize, plot and conduct terrorist acts as well as those who are members of terrorist groups. (太字は引用者)

 (ある意味承前
 これで他人を巻き込まない自焚者もテロリストになるわけである。それどころか平和的なデモの準備・実行・協力・参加者も、テロリストとして扱われる。体制に(主観的な)脅威を与え、あるいは国家の安全を脅かし社会の秩序を乱したという理由で。日本では異見者は世間でキチガイ呼ばわりされるだけですむが、中国ではテロリストと見なされて国家・政府から合法的に弾圧・迫害される。思い返して、日本に生まれてよかったか。

「『あなたには価値がないので賃金減らす』 女性に“ただ働き”要求の阪大元教授」

2011年10月25日 | 抜き書き
▲「msn 産経ニュース」2011.10.25 12:19。
 〈http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111025/crm11102512200013-n1.htm

 阪大の調査によると、元教授は研究室の部下に賃金の一部をキックバックさせるなどの手口で不正経理を繰り返していたとされる。女性は「私に対する仕打ちは不正に加担しなかったことへの元教授による報復だったと思う」と話した。

 研究費の捻出のためだったのか、それとも純粋に私腹を肥やすためだったのか。前者なら、一方的に断罪するのには、私は躊躇する。制度的な問題もからんでくるからだ。
 それはさておき、他人に対する口の利きかたを知らないのは学者バカに割合あるタイプだが、これはかなりひどい部類に属する。この手の学者を、私も直接間接に何人か知っている。研究者としての才能・実力とは関係がない。私もずいぶん圭角もあり矯激なところがある性格だけれども、「ああいうことはひとには言ってはいけない、してはいけない」と、むかし、遠目近目に眺めていてかなり学んだと思う。まだまだだが。

「27日はマッコリの日」

2011年10月25日 | その他
▲「聯合ニュース」25日、ソウル。
 〈http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/ArticlePhoto/YIBW_showArticlePhotoPopup.aspx?st=20111025115750&contents_id=PYH20111025030600882

 韓国〈済州島)で飲むマッコリの味は日本でよく出合うものとはとちがっていた。甘さが抑えめである。喉ごしもさらりとしている。個人的にはこちらのほうが好みである。色もちがっていた。日本で見るのより白い。原料に占める小麦粉の割合が低いということか。数種類ためしたが、表記がすべてハングルなので、原料はおろか銘柄すらわからなかった。(ちなみにビールは "CASS" が美味かった。)

「微量放射線はタバコの煙」

2011年10月25日 | 自然科学
▲「池田信夫 blog part.2」2011年10月24日 23:25。
 〈http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51750953.html

 放射線がホットな話題になってから、ますます他人と話しづらくなった。私はどちらかといえば池田氏の意見に近い者であるから。
 大学時代、ESS のディベートセクションに属していたが、原発関連のディベートをやることになってそれなりに調べたことがある。「放射線は危険である」という pro の立場に対するには、「そうではない」という con の側は、「それでは自然放射線はどうなのか。毎日浴びているではないか。何か害が出ているのか」と反論するのが定石であった。「人工放射線と自然放射線はちがう」というのがあちら側からの再反論だが、このあたりにくると、どちらの側をやっていても事実の探求は二の次になってただ負けまいという気持ちばかりが強くなって(問題は質ではなくて量のはずなのに)、おのれの浅ましさが我ながら嫌になった。
 だが、いまにして思えば、もしあの時、「内部被曝に関して言えば、天然の放射性物質の多くについては生物は体内への蓄積を回避するようなしくみを(長年の進化の結果)得ているのだが、それに比して人工の放射性物質については(近年まで生物はそのような物質をほぼ経験したことがないので)蓄積を避けるしくみができておらず、ふたつは生体内では概して挙動が異なっており、結果として、環境中に存在する人工放射性物質は、容易に人体内に蓄積・濃縮される傾向があり、人工放射性物質のほうが強い内部被曝につながりやすく重大な害を及ぼすことが傾向がある」という市川定夫氏の主張を知っていたら、文系でにわか勉強の付け焼き刃の知識でしかなかったとはいえ、もうすこし踏み込んで議論できたかもしれないと、ちょっと心残りである。当時もっと勉強しておけばよかったと後悔しきり。

「『法然と親鸞 ゆかりの名宝』展が開幕 東京国立博物館」 を目にして

2011年10月25日 | 日本史
▲「asahi.com」2011年10月25日10時51分。
 〈http://www.asahi.com/travel/news/TKY201110250133.html

 ああ、いいなあ。観にいきたいなあ。昨日晩い夕食を摂りがてら行った、海産物がうまいある居酒屋で、偶然隣り合って話がはずんだお二方の一人が法然上人と浄土宗に造詣の深いひとで、浄土宗について――とくに親鸞の浄土真宗との違いについて――いろいろと教えて頂いた。その次の日にこの記事を見るのはさらなる偶然にすぎないとはわかっていても、それでもなにか特別な契機というものを感じさせられたりもする。