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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「元寇の沈没船、初の発見 琉球大教授が発表」

2011年10月24日 | 東洋史
▲「47 NEWS」2011/10/24 11:32、共同通信。(部分)
 〈http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102401000188.html

 鎌倉時代に来襲した元寇の沈没船とみられる船体が長崎県松浦市の鷹島沖で見つかったと、調査した琉球大の池田栄史教授(考古学)が24日、長崎市で記者会見し正式に発表した。

 元寇の際のものであることが確かめられたとして、船の材料となった木はやはり、高麗で斫(き)りだされたものだろうか。

ジョセフ・ニーダム著 王鈴協力 『中国の科学と文明』 1 「序篇」 から

2011年10月24日 | 東洋史
 東畑精一/藪内清日本語版監訳、砺波護/杉山二郎/脇本繁/田辺勝美訳。

 〔略〕のちに再び検討するように,原子論は,それがインドあるいは他の地域で発生したという問題は別として,中国にはけっして深く根を張ることはなかった。 (「第7章 中国=西洋間の科学的思想と技術交流の実態」 本書216頁)

 後の巻(第7巻)に期待する。学問とは“なぜ”を探求することであろうから。そしてもうひとつ、“それならば”についても。

(思索社 1974年7月第1刷 1983年3月第4刷)

「湯けむりスナイパー 第12話(最終回)」

2011年10月24日 | テレビ
http://dramato.blog98.fc2.com/blog-entry-10232.html

 遠藤憲一さん演じる、内面にもろさを抱えた(生まれ変わったせいか?)、涙をこぼす源さんもいいなと思う。ただ、第11話あたりからストーリーに無理が出て構成が破綻してくるのがすこし残念。新聞に顔が出てしまって、それで“組織”が気が付かないなどということはありえないし、最後に街中であれだけ派手に撃ち合いをして、しかも相手を殺してしまったら、もうどうしようもないだろう。むろんその土地に居つづけることなどできようはずはない。死体の後始末はどうしたのか。