折り紙の真ん中に、ぽつんと針で突いた穴があります。それが、命のはじめの大きさ。お母さんのお腹の中で成長し、生まれるときには三千㌘くらいになります。
うちの子たちは妊娠中、大きいから出産は大変かもしれないと言われました。でも、二人とも結構するっと誕生しましたよ。悪阻もほとんどなかったので、ラッキーだったかもしれません。
話を聞くと、かなり大変な思いをした人もいるようです。二十時間を越える陣痛に、もう生みたくないと思ったと語る知人。わたしは、一人めのときも入院して一時間半で生んだので、まあそりゃ、苦しい時間ではありましたが、喜びの方が大きかったと思います。
今も時々、こんなに大きくなるもんなんだなー、この子がお腹にいたんだなーと、不思議な気もちになることがあります。
出産。
それに関わる助産師さんたちが、「命の出張講座」を始めました。チーフの足立千賀子さんを中心に、活動の様子を描いたドキュメンタリーです。山口理「いのちを伝えて」(岩崎書店)。
千賀子さんは石垣島で生まれ、地域の産婆さんに憧れて看護学校に入学。大きな病院で働きましたが、出産を機に退職。助産院を開きます。三人のお嬢さんとの関わりを大切にしながら、「命」について伝える仕事をしようと決意します。(ちょっと文中の紹介とはニュアンスが違う部分もあるかも)
子供を産むということは、「命のバトン」をつなぐことだとメンバーは考えています。自分の両親は二人。でもその先祖を遡っていくと、二十代前には1040000人にもなる。
このエピソードを聞いて、「ペンギンの子が生まれた」(川碕洋)という詩を思い出しました。
もう一つ思い出したのは、若すぎる出産の悲劇、「その子をください」(鮫島浩二・アスペクト)です。鮫島先生は養子縁組のボランティアをなすっているの方です。年若いカップルに子供ができてしまい養子に出したのに、時期が過ぎたらまた交際したいと安易に考える彼らに愕然としました。
命について考えるとき、「性」のことを抜きに語る訳にはいきません。どれだけ大事に考えることができるか、彼らの人生に関わる問題だと思います。
りっしんべんは「心」を表している。性交は「心が生きている」と書くのだから、本当に大好きな人とだけするもの、という主張に共感しました。
うちの子たちは妊娠中、大きいから出産は大変かもしれないと言われました。でも、二人とも結構するっと誕生しましたよ。悪阻もほとんどなかったので、ラッキーだったかもしれません。
話を聞くと、かなり大変な思いをした人もいるようです。二十時間を越える陣痛に、もう生みたくないと思ったと語る知人。わたしは、一人めのときも入院して一時間半で生んだので、まあそりゃ、苦しい時間ではありましたが、喜びの方が大きかったと思います。
今も時々、こんなに大きくなるもんなんだなー、この子がお腹にいたんだなーと、不思議な気もちになることがあります。
出産。
それに関わる助産師さんたちが、「命の出張講座」を始めました。チーフの足立千賀子さんを中心に、活動の様子を描いたドキュメンタリーです。山口理「いのちを伝えて」(岩崎書店)。
千賀子さんは石垣島で生まれ、地域の産婆さんに憧れて看護学校に入学。大きな病院で働きましたが、出産を機に退職。助産院を開きます。三人のお嬢さんとの関わりを大切にしながら、「命」について伝える仕事をしようと決意します。(ちょっと文中の紹介とはニュアンスが違う部分もあるかも)
子供を産むということは、「命のバトン」をつなぐことだとメンバーは考えています。自分の両親は二人。でもその先祖を遡っていくと、二十代前には1040000人にもなる。
このエピソードを聞いて、「ペンギンの子が生まれた」(川碕洋)という詩を思い出しました。
もう一つ思い出したのは、若すぎる出産の悲劇、「その子をください」(鮫島浩二・アスペクト)です。鮫島先生は養子縁組のボランティアをなすっているの方です。年若いカップルに子供ができてしまい養子に出したのに、時期が過ぎたらまた交際したいと安易に考える彼らに愕然としました。
命について考えるとき、「性」のことを抜きに語る訳にはいきません。どれだけ大事に考えることができるか、彼らの人生に関わる問題だと思います。
りっしんべんは「心」を表している。性交は「心が生きている」と書くのだから、本当に大好きな人とだけするもの、という主張に共感しました。