くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「宗像教授伝奇考」星野之宣

2009-10-08 05:38:26 | 芸術・芸能・スポーツ
古本屋で見かけたら買うつもりの本の筆頭、「宗像教授異考録」(小学館)。だって、一気に買うには体力がいるのですよ。読むにしても金額的にも。
なかなか入手しにくくて、①③⑧しか持っていません。この前身である「宗像教授伝奇考」も、とりあえず新装版の①は買ったのですが、あとは旧版しかみつからず、買うべきかどうか迷っていました。だってー、よほどでないかぎり同じ装丁で揃えたいですよね。(そうでない場合もある、のですが)
そしたらですね。
古本屋で無事発見! 潮漫画文庫版七冊セット! きゃーっ。①が重複するけど気にしない!
ちょうど「ダレン・シャン」を求めて歩きまわっていたので、あちこちの古本屋に足を運んでいたのですね。本は巡り合わせだと思うのです。次にもまた出会えるとはかぎらないではないですか。
読んでみると、「異考録」よりもSF的な面が強調されているように感じます。
しかしやっぱり伝奇民俗ものは体力を使いますね。買ってから一月、まだ三冊しか読んでいませんのです……。
ふと気づいたら、夫に先を越されていました。一日で全部読んだとか。うーん、わたしも地道に読まなければと思います。後半に出てくる「桃太郎」についての考察がおもしろいですよね。(旧版立ち読みしました)