くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ルルとララのレシピカードブック」あんびるやすこ

2012-02-22 22:26:10 | 工業・家庭
あんびるやすこ「ルルとララのレシピカードブック」(岩崎書店)。すごいかぁいらしーので、買ってしまいました。
「ルルとララ」のシリーズ、読んだことはないのですが、「二代目魔女のハーブティー」なら読みました。おもしろかった。音楽家の両親の公演について旅暮らしをしていた女の子が、魔女の家に受け入れられるまでが描かれています。一生懸命な主人公に感激。「ルルとララ」も読んでみますね。
そこに載っているレシピを再録したというカードブック。女の子たちはこれを切り離してクッキングするのですね。
そういう造りなので、シール綴じ製本です。そのうちばらばらになるかも。でも、自分が中学生だったころ、お菓子のレシピを夢中で写したことを思い出したので、つい。当時は調理機具も持ってなかったのに、なぜあれほど集中したのでしょう。
ただ、今思うのは、きちんとした説明を手書きで写すのは、自分にとってかなりプラスだったということです。手軽にコピーしたりパソコン打ちしたりはできない。レシピというのは、順序に従って作業手順を示すわけですから、詳しく客観的に書いてある。
少しずつ頭にしみこませながら書き付けることで、文を書くという下地ができたようにも思います。
それに、イメージしたことをものによっては立体的に再現できるんですよね。オレンジジュースとヨーグルトをシェイクしたドリンクとか作ったなあ。
今、なかなか子供に料理をさせる機会はないように思います。うちの子もホットケーキとクッキーの種は作れるけど焼けない。こういう本から憧れの気持ちが生まれて、調理につながっていくといいですよね。
何を隠そう、もう一年以上前に買ったんですが、このごろ娘がよく見るようになってきたので、ちょっと楽しみにしています。

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