知野さんは海外でお仕事されているそうですね。
それなのにこんな時代小説を描かれるとは。才能のある方だなーと思います。
今回は「上絵師律の似面絵帖」(光文社文庫)を三冊続けて読みました。「落ちぬ椿」「舞う百日紅」「雪華燃ゆ」。
両親を辻斬りに殺された律は、父の仕事の上絵師を継ぎますが、若い女の腕ではなかなか認められません。
幼なじみの涼太とは思いを寄せ合う間でありながら、身分違いと諦めています。(お母さんの言動は、どう見ても律寄りなんですが)
旧知の同心から頼まれて似面絵を描いたところ、よく似ていると評判になり、その後捜査に関わることになります。
わたしにとって「上絵師」というと、泡坂妻夫さんのイメージですねー。泡坂さんは定紋上絵師なので、律のような絵は書かないと思いますが。
なかなか認められずにいる律を支えてくれる人々は、涼太や妹の香をはじめ、暖かいです。
ちょっと厳しい呉服屋の女将さんが印象的です。(図書館に返してしまったので、名前を覚えていません……)
妹さん(上と同じ)と、雪永さん(こっちはなぜか覚えています)のその後を知りたい!
弟の慶太郎が菓子屋に奉公するのですが、兄弟子の「吾郎さん」が気になります。
この本の前に「深川二幸堂菓子ごよみ」も読んだので、どこかでつながるのかな? と思ってしまいました。
それなのにこんな時代小説を描かれるとは。才能のある方だなーと思います。
今回は「上絵師律の似面絵帖」(光文社文庫)を三冊続けて読みました。「落ちぬ椿」「舞う百日紅」「雪華燃ゆ」。
両親を辻斬りに殺された律は、父の仕事の上絵師を継ぎますが、若い女の腕ではなかなか認められません。
幼なじみの涼太とは思いを寄せ合う間でありながら、身分違いと諦めています。(お母さんの言動は、どう見ても律寄りなんですが)
旧知の同心から頼まれて似面絵を描いたところ、よく似ていると評判になり、その後捜査に関わることになります。
わたしにとって「上絵師」というと、泡坂妻夫さんのイメージですねー。泡坂さんは定紋上絵師なので、律のような絵は書かないと思いますが。
なかなか認められずにいる律を支えてくれる人々は、涼太や妹の香をはじめ、暖かいです。
ちょっと厳しい呉服屋の女将さんが印象的です。(図書館に返してしまったので、名前を覚えていません……)
妹さん(上と同じ)と、雪永さん(こっちはなぜか覚えています)のその後を知りたい!
弟の慶太郎が菓子屋に奉公するのですが、兄弟子の「吾郎さん」が気になります。
この本の前に「深川二幸堂菓子ごよみ」も読んだので、どこかでつながるのかな? と思ってしまいました。
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