くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

ビッグコミック系

2018-06-07 20:33:18 | コミック
 コミックス五冊分の応募券でいろいろ当たるそうですね。別段特別版の表紙に入りたいとは思わないのですが、なんだかんだでビッグコミック好きな作品が多いので、もうすぐ五冊たまりそうです。
 今月はちくやまきよし「しっぽの声」の二巻が出るというので楽しみで、発売日に本屋に走りました。
 動物を飼うのは、責任が伴いますね。ペットショップで氷づけにされた犬の描写はたいへんショックでした。
 スコティッシュフォールドの遺伝の件は、以前似鳥さんの本(「モモンガの件はお任せを」だと思います)で読んだのですが、いとこが飼っていることもあり、気になっています。
 
 で、魚戸おさむ「はっぴーえんど」が、もう三巻まで出ていることに気づき、慌てて買いました。
 舞台、函館だったのですね。昨年行ってきたので、坂や景色に見覚えがあり、懐かしいです。
 友人を裏切ったことを、長年悔やんできた男性が、函館山の展望台でその友人を見かける。
 母親が亡くなる直前にやっと現れて、これまで面倒を見ていたきた妹を罵倒する兄。
 様々なエピソードから、生や死について考えさせられます。

 山本おさむ「赤狩り」。
 わたしは映画に関心がないので、細かいところがわかる人にはもっともっと面白く読めるのだろうな、とは思うのですが、山本さんの本は読まずにいられず買ってしまうのです。
 「ローマの休日」の作成エピソード、身分を隠してでもシナリオを書きたかった脚本家と、当局ににらまれてもスタッフを守ろうとイタリアに渡る監督、演技で応えられず苦悩するオードリーなど、読みごたえがあります。
 山本さんは、徹底して「差別に抗う人」を描くので、いつも背筋が伸びる思いですね。


 ビッグコミックでいちばん好きな作品を選んでみようかと思ったのですが、「獣医ドリトル」や「あかぼし俳句帖」、古いところで「シアターアッパレ」とかも浮かんできて、絞れません。
 「龍」や「うごかし屋」もいいなあ。

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