「語りつぐ者」(さ・え・ら書房)。26年の課題図書です。
筆者はパトリシア・ライリー・ギフ。(もりうちすみこ訳)
父親の出張のあいだオーストラリアの叔母の家に預けられることになったエリザベス。母親は早くに亡くなったため、この叔母リビーと会うのも初めてなのです。
その家に飾られた古い羊皮紙の肖像画を見て、エリザベスは愕然。だって、自分にそっくりな少女が描かれていたのです。
わたしは翻訳ものが苦手でして。この本も結構とっつきにくいな、と感じていました。特に、過去のパーツ。独立戦争前のことなので、誰がどちらの味方なのかわかりづらくて。
ただ、最後まで読んで、この過去の部分はエリザベスの想像としても読めるのではないかなと思いました。
彼女は作家志望なのですよね?
生き抜いて、子孫を残す。その子孫が自分のことを考えてくれる。そういう連綿とした時代のつながりのようなものを感じました。
筆者はパトリシア・ライリー・ギフ。(もりうちすみこ訳)
父親の出張のあいだオーストラリアの叔母の家に預けられることになったエリザベス。母親は早くに亡くなったため、この叔母リビーと会うのも初めてなのです。
その家に飾られた古い羊皮紙の肖像画を見て、エリザベスは愕然。だって、自分にそっくりな少女が描かれていたのです。
わたしは翻訳ものが苦手でして。この本も結構とっつきにくいな、と感じていました。特に、過去のパーツ。独立戦争前のことなので、誰がどちらの味方なのかわかりづらくて。
ただ、最後まで読んで、この過去の部分はエリザベスの想像としても読めるのではないかなと思いました。
彼女は作家志望なのですよね?
生き抜いて、子孫を残す。その子孫が自分のことを考えてくれる。そういう連綿とした時代のつながりのようなものを感じました。