草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ネットの言論で影響力を行使するのは保守系「智民」だ!

2024年04月12日 | ネット
 いくら保守が時流ではあっても、本物であるかどうかが試される時代が到来したのである。それでいいのだと思う。過激な言論を競い合う時代は終わったのであり、お互いの立場を認めながら、冷静に議論をすべきときなのである。
 もはや左翼全盛時代とは違いのであり、戦後左翼のいい加減さを批判しても、それは当たり前のこととなっている。どれだけ建設的な政策の提案ができるかなのである。
 朝8は日本保守党を立ち上げたが、外交安全保障で政府を追及しているわけではなく、クリーンな政治を口にしている。核武装を主張しないのは、世論の動向が気になるのだろう。本来であれば、そこでガチンコ勝負をすべきだったのではないだろうか。特定左翼と変わらない政府批判では、逆に欲求不満が募ってしまう。
 虎の門ニュースや日本ジャーナルというのは、保守系の情報番組を目指しているのだろうか。特定の主張というよりは、保守系の識者に、それぞれの見方を語ってもらうのである。政治がエンタメになることを避け、朝8とは一線を画したいのだろう。活動家として権力闘争の渦中に巻き込まれれば、プロパガンダに掲げざるを得なくなる。それでは特定の人しか付いてこないからだ。
 昔のTBSの「時事放談」ではないが、あのような番組があればよいと思う。細川隆元や小汀利得、藤原弘達という人たちには、政治を一刀両断できる教養と見識があった。保守派が知りたい情報だけをニュース形式に流し、コメントを控えるというのも面白い。世に出回る情報を限られており、それ以外にも知っておくべきものがたくさんあるのではないか。ネットの進化は予想が付かないが、保守系「智民」の登場が今こそ待望される時代はないわけだから。。

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