草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

東武線車中にて 5首

2012年05月15日 | 短歌

濡れそぼつ深緑なる会津には付け睫毛せし乙女が一人

小ぬか雨額割られしあの夜もしとしとしとと血糊洗いし

失語せしみちのく人は帝釈を越えて東京雑踏に消ゆ

北千住電車を降りておどけたる遊民となり首都中枢へ

どまんなか震撼せずして東京は日が暮れてゆくいつものごとく

 
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世界ウイグル会議を妨害する中共の横やりに屈するなかれ!

2012年05月15日 | 国際問題

 中共による少数民族への弾圧は、目に余るものがある。そんななかで、世界各国の亡命ウイグル人を束ねる世界ウイグル会議が14日から東京で開幕した。日本で開催されたことへの反発から、中共は横やりを入れてきているが、いくら民主党政権であろうとも、ここで尻尾を巻くべきではない。ウイグル人はシルクロードでおなじみのウルムチやカシュガルなどに居住している。人口は約1000万。辛亥革命後の一時期、半独立のような形になったのもつかの間、共産中国が誕生すると、その支配下に組み入られた。2009年7月5日、徹底した同化政策によって、広東省のおもちゃ工場に移住させられたウイグル人60名が惨殺され、100名が重傷を負う事件が起きた。そのなかには、幼い子供や女性も含まれていた。東洋的な道義精神を無視し、中共は自国の利益を優先させ、少数民族を抹殺しようとしているのだ。道義的外交の精神として、葦津珍彦がよく引用したのに、西郷隆盛の遺訓がある。「真に文明ならば、未開の国に対しては慈愛を本とし、懇々説諭して開明に導くべきに、然らずして残忍酷薄を事とし、己を利するは野蛮なりと云ふ可し」。ユートピアの共産主義を口にしながら、今の中共がやっていることは、自分たちの手を血で染めることばかりではないか。愚かにもほどがある。野蛮な中共が襲いかかってくるのであれば、それを撃退せずして、どうして人権を守ることができよう。膨張する中共には要注意だ。

  
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