草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

三春の滝桜を愛でて 5首

2012年04月28日 | 短歌

滝桜千年前の地鳴りして逃げ惑う民手塩にかけし

つつがなく連れ添いしこと悔いはなく老いし男女は大木に手を

みやびなる松の間杉戸絵三春なる桜の花は天女となれり

十重二十重長蛇の列は信徒なり巨木の桜にひれ伏せしかな

被爆地のドームにあらず滝桜千年の先花吹雪かな


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国防軍を名乗るのであればアメリカの傭兵から脱却せよ!

2012年04月28日 | 自衛隊

 自民党の総務会が27日、憲法改正にあたっては、自衛隊を国防軍に変更することに決めた。憲法改正推進本部がまとめた案を了承したもので、当初は自衛軍としていたのを、国防軍とすることで、より一層保守色を打ち出した。日本国憲法9条2項で「前項の目的を達するため」との芦田修正が行われたことで、侵略戦争は否定しても、自衛力までは否定していないという議論があるのは確かだ。しかし、素直に日本国憲法を読めば、自衛隊が違憲であることは明らかだ。本音と建前を使い分けるかのような憲法解釈では、もはや通用しなくなっており、不健全な状態を改めるのは、至極当然のことである。演習とはいえ、弾道ミサイルを大気圏外で撃ち落したことがあるのは、アメリカと日本だけである。かなりの戦力を保持した日本の自衛隊は、非武装とはほど遠いのである。ただし、国防軍にするのであれば、自衛隊はアメリカの傭兵ではなく、独立した主権国家の軍隊であるべきだ。アメリカ流民主主義のために、命を投げ出すのではなく、日本を守るために、身を捧げるのである。現在のように、国産の戦闘機の開発も許されず、あらゆる面でアメリカの指揮下にある軍隊では、まるっきり傭兵と同じではないか。自民党が国防軍にしたければ、そこまで腹を固めるべきだ。尖閣を見れば分るように、アメリカが本当に日本を防衛してくれるかどうか、私は疑問に思えてならないからだ。

 
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原発事故で過度に汚染された土地は国が買い上げるべきだ!

2012年04月28日 | 災害

 小沢一郎の裁判だとか、政局にばかり目を奪われて、原発事故についての関心が薄まっているが、福島県を始めとする東日本の状況は、一向に改善されていない。一時は大騒ぎになった福島市渡利地区では、空間線量が毎時2・5マイクロシーベルトを測定した住宅と、毎時2・0マイクロシーベルト以上で18歳以下の子供や妊婦がいる住宅など、合わせて727戸の除染が進んでおらず、福島民友新聞によると、3月23日現在で17戸しか終了していない。今の民主党政権が、真実を見つめることなく、場当たり的な対応に終始しているからだ。『季刊日本主義』の2012年春号に「若者よ、田舎へ帰ろう!『3・11』1周年ー日本はいかなる道をとるべきか?」という座談会に出席した、近代アジア史研究家西来路秀彦氏の言葉に、私は目から鱗が落ちた。西来路氏は、「福島の原発を中心にした、80キロ圏の土地を全部国が買い上げる、というような抜本的な政策を提起してもよかった」と述べたからだ。「沖縄基地の土地借用なものです。被害者がみな地主さんになるわけなので、一定の給付を必ずや受けるということ」になり、補償を貰うのとは別なのである。そして、そのエリヤ内に、廃棄物資のデポジットとか、10キロ四方を全部太陽電池で埋める形にするのだそうだ。そうすれば観光地にもなり、見学者が訪れるようになるというのだ。現在住んでいる人たちには酷かも知れないが、そのエリアに封じ込めるしか手がないのであれば、あえてそれを決断するのが政治ではないかと思う。

 
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