ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

次は参院選・夏の陣

2012年12月17日 | 政治

師走の総選挙(2012衆院選)結果が出ました。

民主・国民新の政権党 58
自民・公明 325
その他第三極勢 97

最低の投票率とはいえきびしい民意でした。群馬県は全選挙区、自民が独占。小泉郵政選挙を思い出します。

民主党の惨敗は十分予測できたものの日本未来の党がこれほど伸びなかったのは予想できませんでした。反核元祖の社民党の凋落傾向にも歯止めはかからなかった。アイヌ民族党(北海道9区)にとってもデビュー戦とはいえ甘くはありませんでした。薬害法案では活躍した福田衣里子(民主→未来)も気の毒だった。敗れた民主党には良心的な人が少なからずおります。ただ人物としては好感が持てても、党の余りの失策による負のイメージは有権者を引きつけきれなかった。綱領を持たない民主党は、ある意味で政党としては未完成のままであるように感じます。

「原発」は最重要争点として続く

毎週の国会前デモに象徴される原発反対の国民的なエネルギーは今回は、議席に反映されることはなかった。しかし原発問題は、今回だけの選挙争点ではありません。今も日々億単位のベクレルで大気中に放出されている放射能。汚染水は絶えず海に流れ温め続けている。炉心溶解した燃料棒は制御不可能のまま。人間は近寄れずその内部を確認することさえかなわない。放射性廃棄物もどうしていいかわからない。原発の問題は、私たちが生きていく限り、もちろんこの衆院選で終わるものではありません。3.11以降は、いかなる選挙でも原発問題は重要争点として問われ、決して消し去ることはできなくなったのです。

夏に向かって一曲たのむぜ~

次は来年7月の参院選です。日本版みどりの政党「緑の党 Greens Japan」も登場します。冬の陣では足並みがそろわなかった脱原発諸政党ですが、次の参院選・夏の陣で捲土重来を期すことに希望を託したいと思います。

まだまだ終わっちゃいないぜ。“天国選挙区”で唄っている忌野清志郎候補に負けないよう次の闘いに備えましょう!!

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忌野清志郎 - JUMP

コメント (4)
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