ポポロ通信舎

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身近な"黒い放射性物質"に注意

2012年09月04日 | 原発震災・原発問題

ジャーナリスト、志葉玲氏の「黒い物質」取材レポートを見て驚きました=動画。福島3号機核爆発説のアニー・ガンダーセン博士(米)がさかんに「ホット・パーティクルの飛散が心配」と言っていましたが、黒い物質もその一連のものでしょう。

原爆映画『黒い雨』を連想します。原子爆弾炸裂時に放出された泥やほこり、ススなどを含んだ重油のような粘り気のある大粒の雨と、今回レポートさられた「黒い物質」、非常に良く似ています。

身近になってきた「黒い物質」

「黒い物質」は福島県南相馬市議の大山こういち氏が、発見し命名したものだという。動画の中では総武線の平井駅(東京・江戸川区)付近の様子が取材されています。このような雨の降った後の黒いシミなら、どこでも目にすることができます。危険を知らない子どもたちが転んで口に入れることは十分あり得ます。子を持つ親は、簡易測定器は必携で黒い物質には要注意です。これからは私も周辺で黒い物質らしき物を見つけたら、放射線測定器を向けてしっかり計測していきたいと思います。

法治国家が「放置国家」に?

JR原宿駅前で採取された「黒い物質」からは約2万ベクレル/kg、皇居外苑付近では同11万、葛飾区内の路上で同29万もの高い数値が検出されています。「1万ベクレル以上あれば放射性物質として厳重に管理しなければいけないと法律で定められている(小出裕章京大助教)」。小出先生はこの現状が法治国家かと嘆かれています。法治国家?・・いやはや、この国は悲しいことに放置国家と化してしまったのかと思ってしまうほどです・・。

2012.7.12東日本ガンマー線空間放射線量地図

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黒い物質"を追う:ジャナーリスト志葉玲、小出裕章(京大助教)

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