ポポロ通信舎

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「認定介護福祉士制度」で効果は?

2009年08月11日 | 医療・福祉
きょうの上毛新聞によりますと、群馬県が全国に先駆け介護福祉士の
上位資格「ぐんま認定介護福祉士制度」を新設し当初600万円の予算
確保をしたといいます。

介護職の離職率は平均3~4年で、全労働者平均13~14年と比べ
大変短い。とりわけ群馬の離職率は高い。そのため人材育成と職場の
リーダー養成でそれを引き留めようと新資格創設にたどりついたよう
です。約100時間の研修と試験で上位資格を修得する。

晴れて資格を得た後、賃金処遇がどのように変化するかは明らかでは
ありません。もっとも新資格と賃金がうまく連動するのかは保証でき
るものではないでしょう。

私は、今までに30代の中堅介護士と話をする機会が多々ありましたが、
彼ら、彼女らが転職を考えている一番の原因はズバリ低賃金なのです。
介護職をつづけていたのでは余りにも給料が少ないので、将来の人生
設計、子どもの教育費などが心配でたまらない、ということです。

上位資格を新設しても、今の介護福祉士の待遇を改善しないことには、
解決にはならないでしょう。ステータスの上位資格もけっこうですが、
それよりも現実の介護職のお給料の基本ベースをアップする事が必要
なのです。

いじわるな見方かもしれませんが、認定資格を新設することは、場合に
よっては「介護福祉士職」の意識を2層化することにもなり、認定でない
「介護福祉士」のモラールに影響を及ぼさないとも限りません。

資格付与であるなら、現場ですでに力を発揮しているのに介護福祉士資格を
まだ得てない“介護助手”に、なんらかの認定資格を与えるほうがベターで
はないでしょうか。もっともそれにしたところで、資格だけでは不十分。

資格の裏付けになる賃金の大幅な引上げこそが先決と思われます



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