ポポロ通信舎

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シリアへの軍事攻撃、間近か

2013年08月29日 | 政治

大量破壊兵器疑惑を大義にイラクを米英軍が攻撃した2003年の「イラク戦争」からちょうど10年経ちます。。今度は、化学兵器使用疑惑からシリアへ照準が向けられています。

今度の大義は化学兵器疑惑

CNNによりますと、オバマ米大統領は28日、米公共放送PBSの番組で、米国はシリア政府が国民に対して化学兵器を使用したとの結論に達したと発表した。シリアに対する限定的な軍事攻撃を実行するか、あるいは一定期間の攻撃を行うかについては「まだ決定していない」と述べている。・・・・「まだ決定していない」とはいえ、すでに攻撃前夜の戦闘モードになっていることが感じとれます。

「人道的」な兵器って?

アサド政権が非人道的な化学兵器(毒ガス)を使用したとして、それを大義にシリア攻撃をするということですが、そもそも人を殺める兵器に「人道的」と「非人道的」があるということが分かりません。人道的な兵器なら許されるとでもいうのでしょうか。これも妙な話です。まったく、わーけがわかりません。

軍人さんの時代は終わらせないと

さいごに、わが老人党の同志の言葉を紹介します。
「私は、第二次世界大戦で戦った軍人の方々には、心から「ご苦労さま」と言いたい。そして同時に、この大戦が終わった時点で「軍人さんの時代は、終わった」と思います。
 その後世界で起こった戦争の中で、個々の場面ではともかく、総じて軍人さんの倫理的役割というものを認識させられるような戦争があったでしょうか。
 イラク戦争では、兵士がさまざまな種類の薬を軍から接種され、それがもとで、疾病を抱えて帰国後、まともに生活できなくなった方々も、少なくありません。もはや兵士にとっても、戦争は、自らに害悪をもたらすものになっているのです。老人党の掲示板だけでも声をそろえましょう」
 「物事は殺し合いで解決しない、軍人さんの時代は終わった!」

【写真】シリアの化学兵器使用疑惑を調べる国連の調査車(琉球新報)

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