きょうは五月晴れ。労働者の祭典にふさわしい好天気でした。
86回太田地区メーデーの主張のひとつが「核兵器・原発のない平和な未来」。
プラカードにも「反原発、格差是正」の文字がありました。
経産省が、まことしやかに原発のコストが一番安いなどと、とんでもない発表をする中でいま、原発のことをまじめに話題にすることが難しい雰囲気になっています。私の周辺でも感じることですが福島では一層それが顕著で反原発を訴えることが大変になっていると高校生平和大使の本田歩さん(福島高専生)が3月の県民集会で報告しています=動画。
故郷はお金で買えない
「福島にいて感じることを全国に伝えたい。モンスターともいえる原発。故郷はお金で買えません。そのお金で買えない故郷を売って原発を使っていた。原発は事故を含めれば一番コストは高い。電力会社にとっては一番もうかるのが原発。良心をなくした御用学者の発言に疑問を投げかけなければなりません」と一高校生の目で思うことを素直に発しています。
原発問題をスルー(無視)しないで向き合いつづける太田地区メーデー。その姿勢は高く評価できます。良い祭典でした。
本田 歩さん(福島市での「2015原発のない福島を!」集会) Ayumi Honda
まだ、民主党政権の方があーだこーだ色々いえて国民は元気だったように感じます。
今はよくないよ。
自分のゴルフのクラブケースに「9条守ろう」のステッカを貼って参加したら、同じ還暦世代のゴルフ仲間たちから「はずせ!、自分たちも同じ意見と思われる」と言われ取り囲まれたという。それ以来ゴルフには行っていない、そんな新聞の投稿がりました。表現の自由も怪しくなっていますね。