ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

終わりの見えない空しい戦争

2023年03月10日 | 政治
バイデン米大統領が、2月に極秘にキーウを訪問したと聞いたときは、前線で戦うウクライナの人たちの士気を鼓舞するもので、一瞬「山本五十六元帥」のようにも思えました。

しかしこの計画はロシアには事前に伝えられていたといいます。『読売KODOMO新聞』が詳しい=写真。

なぜ敵対するロシアに計画を知らせる必要があったのか、同紙3/2号によると、事前にロシアに伝えたのは「ロシアが万が一にも、(訪問の)20日にキーウを攻撃しないようにしておくことは、アメリカとロシアの両方にとって必要なことだったのです」と。それは「プーチン大統領を必要以上に刺激しないためという戦略でもあった」と解説しています。


みなさん、どのようにお感じになられますか?すんなり理解できましたでしょうか。

理解力がない私には、この「事前連絡」の意味がさっぱりわからないのです。「極秘訪問」とは事前に連絡を入れることなのでしょうか。

ウクライナとロシアのこの戦争、わからないことばかりです。もっとも元来、戦争とはこういう不可解なものだらけなのかもしれませんね。

かつての戊辰戦争も、薩長政府軍、旧幕府軍も当時いずれもすでに開国は是認の立場で尊王攘夷思想の対立点は消えていた。あえて違いを言えば、使用した兵器が英国製かフランス製くらいで、なにも日本人同士が殺し合うまでのことではなかったのではないかと思えるからです。

それにしてもバイデン大統領が、夜明け前ひそかにワシントン近郊の基地から出発、ポーランドからキーウまでは寝台列車で10時間、練りに練られた「極秘計画」と聞きハラハラした気持ちになりましたが・・



CRUEL WAR 悲惨な戦争  by P.P&M(Peter,Paul&Mary)
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