ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

シベリア抑留者に冷たくないか

2009年05月04日 | 政治
記念品配布の申請 予想下回る

政府は記念品のみ。法的な補償はない。
シベリア抑留者へは、まずロシア政府、そして日本政府がともに謝罪し
抑留者への補償をするべきだと思います。

60万の日本人シベリア抑留者は劣悪な厳寒の地で強制労働にあけくれ
6万人が異国で無念にも命を落としている。

「食べるものがなくて大便の中で食べられる物があればかち割って口にした」
「金歯を抜いてロシア人へ渡し黒パンと交換した」

晴れて帰還したものも、「シベリア帰り」ということで、再就職も厳しく
保安隊(現自衛隊)試験も受からない。それというのも「シベリア帰り」は
アカの影響で洗脳されていると疑われ警察の尾行もあったという。
そこが南方諸国から帰ってきた復員兵とも違った母国の対応で、より多くの
差別と困難が待っていたといいます。
以上は最近読んだ『シベリア抑留とはなんだったのか』畑谷史代著
(岩波ジュニア新書)からです。

はっきりいって記念品程度で幕引きの話ではないように思います

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