ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

衰えていく過程の年齢相応はない

2016年09月16日 | スポーツ・健康

利根中央病院の大塚隆幸院長が機関紙『利根の保健』2016/9/1号「あぜ道」欄で次のように書いています。

診察室の中で時々「年齢相応ですね~」とか「トシですかね~」などという言葉が聞こえてくる。小児科の外来なら違和感はないが、それ以外の科で聞くと違和感を覚えてしまう。・・(略)・・小生は、発達段階の年齢相応はあっても、衰えていく過程の年齢相応はないと思っている。70歳になっても血圧が正常で隠れ脳梗塞がなく、フルマラソンを走れる人もいる。つまり、鍛え方や生活習慣で、衰えることに抵抗できると考えたいのである。・・・80歳台でエベレストの登頂した三浦雄一郎氏や90歳台でエベレストの雪原を滑降し101歳まで現役のスキーヤーであった三浦敬三氏などは最高峰であるとおもうが、人間はそこまで鍛えられるモデルが現に存在している・・・「ねんれい、そうおう」という言葉は決して認めたくないし、使いたくないと考えている。(一部略


長寿社会を迎えて「年齢」に対しての感覚も変わりました。アメリカの大統領候補の年齢をみてもヒラリー・クリントンが68歳、ドナルド・トランプ70歳、バーニー・サンダース75歳。それぞれ第一線で頑張っているしまだまだ頑張れるでしょう。かといって政策の新鮮さは必ずしも年齢と関係があるとは思えません。
大塚病院長の言われるように「年齢相応」という形容は、現代に合わなくなってきましたね。

ご同輩の皆の衆、「衰え」に萎縮することなく元気出して頑張るんべぇ、ですね。

 

今日の一曲はカーペンターズ yesterday once more (懐かしい昨日をもう一度)

Carpenters Yesterday Once More

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