ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

敬老の日には野末陳平の新書を

2017年09月03日 | 研究・書籍

カステラ食べながら紅茶のんで、または渋いお茶で羊かんを食いながら、眠るように大往生できたら本望なんだが・・

野末陳平さん、久々のご登場です。
野坂昭如と競うように「黒メガネ」スタイルで言いたい放題、一世を風靡しましたね。参議院議員を4期、政党渡り鳥の異名も。今では50才以上の人でないとチンペイ(野末陳平)の名前を知らない人がほとんどだと思います。

新書は青春出版社から「青春」の字が似合っています。『老後ぐらい好きにさせてよ』。敬老の日の推薦図書だそうで。
チンペイさん、団塊世代以降の新老人に対して、これからきびしくなる老後環境を心配してくださっています。
わが国の社会保障制度は、急速な少子高齢化を折り込んでいない制度設計だったのに、あまりに早い高齢化が到来した。ここに大きなひずみが発生、年代が下がっていく世代ほど、不利不遇不公平・・世代間の不公平がいささか心配」と元税金党首らしいご発言。

「うまい話にはウソとウラ」「資産運用に王道はなし」「まじめにコツコツと」とまじめな?チンペイ師匠は、「老後はお金の欲を封印せよ」と警告し投資も投機もすすめません。

面白い本でした。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

 

老後ぐらい好きにさせてよ

野末陳平
青春出版社
コメント (1)
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