本に続きTVドラマ『妻と飛んだ特攻兵』も見ました。
特攻に飛び立つ前に、山内少尉(成宮寛貴)が放った言葉。
「これからの日本は国が国民を苦しめるような、そんな国にならないことを願います」
遺言ともいえるこの言葉を受けて、戦後シベリアの抑留から帰還した上官の道場元隊長(杉本哲太)がしみじみつぶやく・・
「私たちはあの約束を果たすことが出来たんだろうか・・」
戦後の薬害問題、原発に代表される公害問題、震災処理、拉致問題、永続敗戦延長上の安保法制・・。国が国民を苦しめるような国になってはいないだろうか・・。山内少尉の言葉を復唱して合掌いたします。
妻と飛んだ特攻兵 8・19 満州、最後の特攻 | |
豊田正義 著 | |
角川書店 |
福岡県筑前町・大刀洗平和記念館 妻と飛んだ特攻兵