ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

三洋電機、これからどうなるの

2010年09月20日 | 地域・一般
ここ数日、街で会う人ごとに聞かれます。
「三洋さん、無くなるんですか?」

ご近所の方、年配の自営業の方、お店の方、教員の方、町職員の方、保専卒業生、三洋OBなどなど。

「新潟に大勢移るそうですね。いずれ三洋は無くなるのですか」

一昨日の「大泉町の半導体工場閉鎖へ」の全国ニュースが街の人達の間で大きな波紋を呼んでいます。


「三洋電機は無くなりません。会社は継続します!」

聞かれた方たちには、そう答えています。

三洋電機はパナソニックの傘下となり、来年4月には株式上場が廃止され完全子会社化します。2012年1月を目途に事業再編は進む。ただ同年同月以降も、三洋電機は法人(社名)としては継続する。ブランドについては、二次電池、ソーラーなど三洋の強い事業は「SANYO」を使う。ただし白物家電、デジタル家電などコンシューマ商品は、原則的に「Panasonic」に統一する・・。(社内報『SANYO News』8月5日特別号参照)

それにしてもパナソニックの経営改革のスピードは、予想外に速い。次から次へと新しい手が打ち出されてきます。早々と両社の事業分担(すみわけ)が整い、シナジー(相乗)効果が産まれれば、なにも悲観することはありません。

気になるのは、対象の社員の皆さんたちです。苦しくとも配置転換、異動にはできるだけ応じて、頑張ってください。特別なスキルを持つヘッドハンティング向きな人ならともかく、長年、三洋電機に愛着をもって仕事をしてきた人たちには、きびしい進路選択です。短気にならず、じっくり思案していただきたいと思います。

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【写真】三洋電機東京製作所テクノゲート、久保田和正OB撮影
コメント (5)
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