ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「100年に1度」?

2009年01月02日 | 経済
あけまして おめでとうございます。

ご閲覧のみなさま ことしもよろしくおねがいいたします。

ところで昨年来、世界的な金融危機の形容のまくら言葉に「100年に1度」
が盛んに使われています。麻生総理も好んで?用いていたようにも。

この言葉の発生元もやはりアメリカでしたね・・
「100年に1度の津波」=グリーンスパン米連邦準備制度理事会議長の言葉だった。

日本の終戦直後のインフレは貨幣価値が一気に100分の1以下に低落。庶民の
貯蓄は一瞬のうちに露に。。
1920年代の世界恐慌もこんなものではなかったはず。
最大級な言い方はよくないと思う。過剰な危機表現に飛びつくのは批判勢力で
あるべき側も同じ。だから困ります。
逆手をとられ「100年に1度」を上段に構えられたらそれこそなんでも。

70年代のオイルショックのときも石油や紙がなくなると買い占めが横行。
一種パニック状態でした。
いまは労働争議もまだまだ少なく、レイオフ、一時帰休も実施されていません。
「100年に1度」を身をもって証言できるのは120歳くらいの人で、
その人が言うならまだ真実味があります。

危機であることは確か。だからといって慌てず悲観的になることはありません。
みんなで英知を出し合って、
まずは「政権交代」から始めましょう
コメント
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