ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

豪州労働党政権に学べるか

2008年12月06日 | 経済
恩着せがましい「定額給付金」(定額還付金)の愚案はいったいどこから来たのでしょう。
首相個人の発案なのでしょうか、それとも取り巻きのブレーン、官僚?

どうやら、オーストラリアのラッド政権のクリスマス前「支援金」にあやかろうとしたのではないかと思われます。
ケビン・ラッド政権は発足1年目にして支持率60%超。金融危機の刺激策としては、住宅補助日本円で1件当たり130万円。
“クリスマスプレゼント”(しょせんこれも国民からの税金還付金ではありますが)金額が6万~8万円!日本の麻生政権の1万2千円よりはるかに高い。
いずれも愚策とはいえ、今時1万2千円など受け取っても満足できません。
自治体の事務処理などが煩雑になり無駄な経費が発生するだけ。
もしこれが豪州労働党政権並みに額が10万円位だったら?またちょっと受け手の反応が違ったものになるかもしれません。
庶民の貨幣感覚がわかっていないなあ~

同じ2兆円を使うなら、基礎年金の国庫負担率の変更額がほぼ同じだというから、そちらの方に回せば良い。麻生首相も恥ずかしいブレた答弁もしないで済む。または民主党議員案のように目的を定め、医療や人材育成に投じるべきだと思います。
豪州労働党政権は追加経済対策として教育、医療分野の公共事業に多額の拠出を決めたという。

麻生首相、ぜひ豪・ラッド首相の政策を参考にされてはいかがでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする