Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

上川駅 石北本線 8月27日 2019年

2020-06-04 | Weblog
石北本線 上川駅にやってきました。

隣駅は白滝シリーズで有名な「白滝駅」です。

かつては奥白滝駅→上白滝駅→白滝駅→旧白滝駅→下白滝駅と、「白滝」が付随する駅が5駅もあり鉄道ファンの憧れ?の路線でありました。

白滝シリーズ「下白滝駅」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「旧白滝駅」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「白滝駅」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「奥白滝信号場」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「上白滝駅」の記事はこちらから。

懐かしいですね~

残念ながら利用客の減少で2016年3月に上白滝駅、旧白滝駅、下白滝駅が廃止され 白滝シリーズは「白滝駅」のみとなってしまいました。



フラット・デザインの「上川駅」

2008年に駅舎改修され少し現代風…と言いますかお洒落っぽくなりました。

駅前のスペースはたっぷりと取られています。

「高梨沙羅」選手の横断幕が掲げられています。

上川町はスキージャンプの「高梨沙羅」選手のホームタウンなのですね。



上川駅は社員配置駅でみどりの窓口が設置されています。

窓口でわがまちご当地入場券を購入します。

「101参加駅最後の駅が上川駅です。」と話しかけました。

「おめでとうございます! 何か記念品をあげないとね…」 などとおっしゃっていました。

*その時は軽い冗談だと思っていましたが…

入場券を購入してホームに出ます。

支柱にはプランターの色鮮やかな花が飾られています。

規模の大きな駅ですが、丁寧にメンテナンスが行われているのが分かります。

駅に「愛」が感じられます。



2番、3番線ホームを見ます。

ホーム上に待合室が設けられています。



跨線橋を観賞します。

多分、本日最後の跨線橋観賞となります。



上川駅は大正12年11月(1923年)鉄道省石北線愛別駅として開駅しました。

跨線橋はその当時のものでしょうか?

階段天面には滑り止めのラバーが貼られていますが、本体?は木製のままです。

手すりはブラウンにペイントされていますが、鉄製のようで、もしかしたら当時のオリジナルかも知れません。

これは期待が持てます!



やりましたね!

連絡通路は「木製」ですよ。

昨日の「蘭島駅」に次ぐお宝であります。

この木製の連絡通路、歩き心地?が本当に柔らかくて素晴らしいです。

これまで利用しながらメンテナンスをし維持することは大変なことだと思います。



天井から「ご乗車 ありがとうございます」とパネルが掲げられています。

*パネル裏面は「おつかれさまでした」と書かれています。



2番線、3番線ホームの庇

特徴的なデザインです。

糠平湖の幻の橋梁、 国鉄士幌線の鉄道橋「タウシュベツ川橋梁」 を連想させるような形です。



2番、3番線から駅本屋を見ます。



アーチ型の庇と跨線橋を見ます。

こちらが旭川方面となります。



そしてこちらが遠軽駅方面となります。



跨線橋階段。

両脇のカーブミラーがちょっと邪魔です。



ホーム庇支柱に取り付けられたプランター

温かでやんわりとした雰囲気を感じます。

とても気持ちの良い駅です。



構内の観賞を終え、窓口の方にご挨拶しました。

すると…「どうぞ」と言って本当に記念品(フリクション・ペン)をいただきました。

全く予想も期待もしていませんでしたのでビックリです。

昨年、順調にノルマをこなしていたらこんな嬉しいサプライズは無かったでしょう。

「わがまちご当地入場券」キャンペーン、本当に楽しい企画でした。

その楽しい思い出の中でも格別に素敵だったのが最後の上川駅でした。

写真は上川駅の藤澤駅長さんです。

101駅観賞達成記念にとお願いして、上川駅入場券を持ってポーズしていただきました。

見事に日焼けしていて、山のスポーツかマリン・スポーツ等なさっている雰囲気です。

写真の通りのお人柄で、毎年夏休みに北海道の廃線巡りをしているという私の話に付き合って下さいました。

ご自身もレール・ファンで(*JRにお勤めなのですから当たり前かも知れませんが…)天北線「山軽駅」も探索されたことがあるそうです。

ますます親しみを覚えました。

なるほど…「上川駅」に最初から感じていた温かさや愛情みたいな空気は、もしかしたら藤澤駅長のお人柄が反映されているのかも知れません。

本当に気持ちの良い駅でした。



ということで、無事に101駅の入場券がそろいました。

左ページの「秩父別駅」「石狩沼田駅」 そして右ページの「上川駅」

しかし…この3枚が抜けているのを東京に帰るまで気が付かなかったとはお粗末でした。

おかげで最高のフィナーレを体験できましたけれど…



「銭函駅」をスタートして、314Kmほど走り宿泊地旭川に4:30頃に到着です。

旭川はいまだに「好きなホテル」に巡り合えず、毎年ホテルを変えています。

ホテル自体に大した不満はないのですが、「駐車」に関して大きな不満があります。

機械式駐車場ではうちのハチ君みたいなSUVは高さ制限で利用できず、近くのコインパーキング利用になってしまいます。

平置きで200台くらい収容できる駐車場のあるホテルがあればよいのですが…

旭川と釧路はどちらもその駐車場の件でちょっとイマイチ感が…



すっかりリラックスし部屋から旭川の夜景を眺めます。

綺麗な街です。


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