Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

若柳駅 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-20 | Weblog
荒町駅の隣駅は「若柳駅」であります。

沿線16駅中、規模の大きな駅で島式、単式ホーム2面3線の駅でした。

この立派な駅舎は「くりはら田園鉄道」廃止後に解体された「沢辺駅」の構造材を流用して復元されたそうです。

クルマの世界で言う「ニコイチ」というものですね。

そう言われて見ると…窓建具など色調の異なる部分も見られます。(これが沢辺駅の部材かどうかは分かりませんが…)



駅舎入り口庇には格子天井と装飾が施されています。

なかなかお洒落です。

駐車スペースにはオデ君が待っています。



駅舎横には立派な記念碑が建立されています。



くりはら田園鉄道90年の歴史とその功績を称える言葉が添えられています。



くりはら田園鉄道と若柳駅とその街並みをジオサイト地球科学的に説明したパネルも展示されています。

日本語の他、英語、中国語、韓国語 3カ国語で表記されています。

ジオサイトですからインターナショナル?ですね。

栗駒市が取り組む“栗駒山麓塩パーク”は、16のジオサイトからなり、鉄道ファンのみならず、世界中のジオパーク・ファンへ向けて活動を行っているようです。

そのためにこうした多言語のパネルが設置されているのですね。



駐車スペースの辺りから駅構内の様子を見ます。

どうやら到着時間が早すぎて、交通公園となった構内へ入ることが出来ない状態です。



フェンスの辺りから保存車両を眺めます。

展示車両の観賞が目的でしたら開館時間まで待つのが正しいのでしょうが…

全駅を鑑賞して歩きたいオジサンとしては、それまで「待てない」のでした。

気が短いのでしょうか…待つのが嫌いなんです。

なので公共交通機関を使う旅行は苦手です。

「レールファン」とか言いながら、列車に乗るのは嫌いですから変ですよね。



「電鉄」時代の車両も屋根つきのスペースで保管されています。

「ED203」号機 同型の「ED202」号機は細倉マインパーク駅に保存されています。

202号機はペイントの状態もだいぶ“馴染んだ”状態でした。



フェンスの周りをうろうろしていると…

「ん?向こう側からも車両を見ることが出来る…」と気付き、オデ君と移動します。



地元の産物などを販売する施設のスペースにオデ君を駐車して、観賞します。

立派な機関庫もあります。

なかなか設備の整った交通公園のようです。

さて…気の短いオジサンは「あと30分」が待てずに、次駅「谷地畑駅跡」へと移動します。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くりはら田園鉄道 荒町駅跡 8月27日 2016年

2016-10-20 | Weblog
石越駅からわずか 1.6Km の距離にあった荒町駅跡です。

まさに「田園鉄道」面目躍如の風景の中にあります。

左側は集落があり右側には畑が広がります。

フェンスで囲まれたエリアの先がホームのあった場所なのでしょう。

荒町駅は駅舎の無い島式ホーム上に上屋が設置された駅でした。



フェンスの片隅に設置されている石柱。

共通のデザインの石柱表面には「荒町駅跡」と彫られています。



ホームは撤去されていますが、路盤とレールは残置されています。

レールの端部は廃タイヤでカバーされています。



道路を挟んで石越駅方面にも路盤は続いています。



少し引いて見てみますと、踏切があったところはアスファルトで養生されていて、その境界がはっきり分かります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする