Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

仁山駅 函館本線 9月8日 2016年

2017-08-12 | Weblog
洞爺湖から函館本線仁山駅にやってきました。

仁山駅には二度目の訪問です。

前回は「仁山信号場」時代の“加速線”をすっ飛ばしてしまったので、今回はそこをメインに観賞します。

まずは「仁山駅舎」の観賞から始めます。

2016年の仁山駅駅名標です。

燐駅表示にシールで「しんはこだてほくと」と表示されています。

新しい駅名ですね。



こちらは、2015年に訪れた時の駅名標です。

その燐駅表示は「おしまおおの」の表示になっています。

北海道新幹線の開業は206年3月26日でしたからね。



無人駅舎の仁山駅。

国鉄時代は列車交換のための「信号場」でありました。

下り線は大沼公園に向かって20‰の上り勾配となっていてその途中に仁山駅はあります。

蒸機時代には上り勾配の途中のこの駅で停車すると、一旦函館方面にバックし勢いをつけて上らないとなりませんでした。

いまのディーゼル気動車とは動力性能が段違いであったのですね。

20‰といえども当時の蒸機には結構な勾配だったのだと思います。

国道五号線「大沼国道」を走っていてもその上り勾配を感じることができます。



駅舎入り口の右手には「建物財産標」が貼られています。

このように分かりやすい位置に貼られているのは珍しいです。



パイプ製の「改札ラッチ」

国鉄時代からずっと使われているようです。

この改札ラッチは他駅でも何度か見掛けました。



ホーム側から見た仁山駅舎。

妻面には手書きの木製駅名標が掲げられています。

通過する特急列車の乗客にもアピールするためでしょうかね?



ホームには「マムシ注意」のプレートが…

これ、何となく見覚えがあります。

2015年小幌駅訪問のときに見たのとデザインが同じみたいですよ。

小幌駅の記事はこちらから。



この先が函館方面、加速線が残されています。

オデ君と近くまで行って見ましょう。



特急 Super Hokuto とすれ違います。

バビュ~ンとえらい勢いで走りすぎます。

20‰の上りなどものともしない勢いです。



お目当ての「加速線」にやってきました。

「やってきました」というほどの距離でもありませんが…



本線から分岐した加速線。



その先を見ると草に覆われその中に路盤は消えて行きます。



赤矢印が本線です。

手前が加速線です。

この加速線は今日の営業運転には無用ですが、保線作業などに活用されていて、信号機も生きているようです。



先程、仁山駅名標で見ていただいたように燐駅は「新函館北斗駅」です。

前駅名は「渡島大野駅」でした。

函館本線の小さな駅であった「渡島大野駅」は北海道新幹線の開業に伴い全国区的有名駅となりました。

2015年渡島大野駅の記事はこちらから。



以前、建設中の「新函館北斗駅」には訪れましたが、開業後は初めてです!

入場券を購入して新幹線のホームに出てみます。

もうじき東京発の列車が到着するみたいです。



ここを見てみたかった…

ホーム先端から札幌方面を見ます。

車止めの先にはコンクリートの路盤基礎部が見えていますが、わずか20mほどで消えています。

この先の路盤が札幌まで延伸し開業するのは2030年度末の予定です。



東京から走ってきた車両が到着しました。

リサーチ不足でしたが、到着した車両はピンクのサイド・ラインのE5系です。

見たかったのは北海道新幹線の車両、ラベンダーカラーのラインが入ったH5系であります。

残念でした!

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