Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

9月14日 人吉市SL展示館 D51 170

2011-11-09 | Weblog
ナンバー・プレート…良い感じで数字のエッジが落ちていて、綺麗なRが付いています。





こちらが D51 170号機が格納されている「人吉市SL展示館」です。

左側に見えるのが、もちろん…D51 170号機ですが、その隣には 58654号機が展示保存されていたそうです。





展示車両を観賞するのは私一人だけ…最後まで誰にも会いませんでした。

肥薩線、矢岳越えの為の特殊重装備を施されたD51 170 号機。
人吉機関区に所属する蒸機の中でもトップクラスのSLだったそうです。

給水温め機の後方には鹿児島工場式の集煙装置が付き、蒸気ドームの後方には650ℓの重油タンク、




さらに右側ランボード上にも600リットルの重油タンクを装備するという特殊ぶりです。

そうとう重心が高くなっているのではないでしょうか。




砂まき装置の上のバイザーというか、長く張り出した「ひさし」も特殊っぽいです。
普通のD51と違いは分かりますが、なぜだかは分かりません。
人吉機関区に所属した他の蒸機も、この長目の「ひさし」を装備しているので、肥薩線矢岳越え特有の装備なのでしょうね。



クロスヘッドや主連棒といったパーツには不思議にも明瞭な「刻印」はあまり見られませんでした。



下周りにもたっぷり注油されていて、本物の輝きを放っています。
屋外の静態保存ではシルバーのペイントも仕方がありませんが、この様な屋根付きのガレージでは無垢の鉄の輝きが最高に素敵です。









キャブ内も綺麗に整備されていて、すぐにでも走れそうな雰囲気です。




どーですか? この鉄の輝き!
良いですね~。










壁には手書きの説明パネル!
力が入っています。

安平町鉄道資料館のD51 320号機も素晴らしかったですが、こちらのD51 170号機も素晴らしいです。
現役復帰もいけそうですね。














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