Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

宮之城線 5月15日 2018年

2018-05-16 | Weblog
九州旅行の一番のお目当て…それが「宮之城線」の鑑賞であります。

お天気は上々。

まずは、起点となる「川内駅」へと向かいます。

立派な駅舎です。

九州新幹線、鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道が乗り入れる大ターミナル駅です。

やはり新幹線駅というのがこの繁栄の源泉ではないでしょうか。

この駅を起点として20駅、営業キロ数66.1㎞ 終点「薩摩大口駅」までを結んでいたのが「宮之城線」でありました。



緑の窓口で入場券を購入します。

特に「記念入場券」の設定はありませんでした。

入場券の印字に (鹿)川内駅 とあるのは 「山田線の川内駅(かわうちえき)」との区別のためだそうです。

窓口で係員さんに「宮之城線」のことについて訊ねます。

新幹線ホームの工事によって、宮之城線の遺構は残っていないとのことでした。

わざわざコンコースに出てきてくれ、昔の配置を指さし説明してくださいました。



1983年に廃止になった路線ですが、20駅そのほとんどの駅舎跡などその鉄道遺構は鉄道公園などとして30年以上を経た今日でも大切に保存されています。



私のような初心者にも大変に見所の多い廃線であります。

写真は宮之城線を代表して「宮之城駅」鉄道遺構とバスターミナル内に展示された営業備品などを掲載しました。



「薩摩永野駅」は永野鉄道記念館として本日も館内を開放していました。



広い敷地に路盤やホームなどが残されて往時の鉄道駅の雰囲気を今も残しています。



宮之城線終点の「薩摩大口駅」までやってきました。

街の片隅の三角地のようなスペースに、車掌車や腕木信号機、駅沿革が記された小さなプレートが設置されています。

起点「川内駅」の繁栄と比べるとちょっと寂しい状態です。

*近くの郷土資料館4階には宮之城線に関する展示もあるそうです。

鉄道遺構(特に駅舎跡)が非常に良い状態で残され大変見ごたえのある廃線跡でありました。

大満足です。


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