Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

天塩弥生駅 深名線 9月1日 2016年

2017-04-14 | Weblog
北母子里から15.6Kmの距離に天塩弥生駅はありました。

湖畔駅から朱鞠内湖北側を通って天塩弥生駅に至る深名線車窓は素晴らしいものだったでしょうね。

本年も道道528号線は通行止めで残念でしたが、いつか深名線の痕跡を求めて走破してみたいものです。

*昨日(2017年4月13日)旭川管区の道路課さんに訊ねてみました。平成31年(2019年)までは補修・整備等で閉鎖が続く予定だそうです。その後(予算にも因り更に延びる可能性もあるようですが…)平成32年度以降開通するかも?知れない ということでした。今のところ「未定」と解釈したほうが良さそうです。

2014年に訪れた「天塩弥生駅跡」は何も無い原野のように見えましたが、昨年には往時の駅舎を再現した建築の最中でありました。

2015年天塩弥生駅の記事はこちらから。



建物はすっかり完成し落ち着いた雰囲気を醸しています。

2016年3月から食堂と宿泊施設として営業を開始しているそうです。



施設の周りを観賞させていただきます。



軽のパネルバンはJR北海道のカラーリングが施されています。

車体横には「名寄⇔天塩弥生」の小さな“サボ ”が貼られています。



短くカットされた電柱には「てしおやよい」のホーロー駅名標が取り付けられています。

この駅名標、こうして駅舎以外にも貼られています。

その枚数から想像すると、きっとこの施設を開業するに当たり“新製”されたものではないでしょうか。



この辺りに路盤があったようです。

ダルマ転轍機が置かれています。

まだ「展示」という雰囲気ではありませんが、これから環境を整えていくのではないでしょうか。



駅舎施設?を一回り観賞させていただきました。



こちらは駅長さんのご自宅。

玄関には「とみおか」のホーロー製駅名標が掲げられています。

駅長さんのお名前は「富岡達彦」さんです。



こちらが富岡駅長さんです。

施設のフロントでお話をさせて頂きました。

室内にも多くの鉄道グッズが展示されていて、その中で「桜上水」というパネルが目に止まりました。

「京王電鉄」利用者にとっては瞬間反応してしまうお馴染みの駅名です。

北海道の「天塩弥生駅」になぜ「桜上水」?

北海道にも同名の駅があるとは思えませんが、駅長さんに尋ねてみました。

すると駅長さんから思わぬ言葉が…

富岡駅長はかつて京王電鉄の桜上水車掌区で勤務されていたそうです。

当然、桜上水周囲のこと、私の利用駅のことも良くご存知でした。

なんという偶然でしょう。

びっくりです。

更に室内には「大誉地駅」の硝子パネルが展示されていました。

ふるさと銀河線「大誉地駅」が解体された際にこの硝子パネルを引き取ってきたそうです。

ちょっと話に夢中になってその写真は撮影してきませんでした。

次回、お訪ねしたときに撮影させて頂くことにします。


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